MONSTER IN BELLY | Thinnosuke the think.
千葉で打合せに行く電車の車内の様子。

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こんな感じです。最悪だ。

そもそも何故こんな事態に陥ったか・・・

それは、午前中に買ったスタバ。
何を血迷ったか季節外れのフラペチーノ

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(本来は美味しい限定品として紹介するつもりだった画像・・・)

千葉で午後2時からの会議。
なので、1時には新宿をでなければならん。
残りのフラペチーノをがぶ飲みし外出。
忙しく時間もねえから、昼メシをコンビニのおにぎりで済ませ都営地下鉄に飛び乗った。

で、九段下で乗換え。
この時すでにモンスターは産声をあげていた。
が、オレの悪い癖で軽んじてしまったのである。
こともあろうに見なかったフリをしたのである。
O型特有のことなかれ主義が完全に裏目に出たのである。

東西線に飛び乗り。数分後、ソイツは急に襲いかかってまいりました。

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急な腹痛・・・
この痛みをオレは知ってる・・・
むしろ腹痛としては最もポピュラーなヤツだ。
下痢である。

なんだ?何がいけなっかったんだ?
コンビニおにぎり?いやいやそんなわけがねえ。
十中八九オレンジブリュレフラペチーノの一気飲みだろう・・・

しかもまだ序盤だ。
この痛みが徐々に増幅していくこともオレは知っている。

まぁ粗方こんな感じだろう。

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一旦引いた波は勢いを増して戻ってくる。
それはヤツを排出するまでエンドレスに続く。

排出以外にこのモンスターから逃れる術をオレは知らない。

とりあえず呼吸をととのえた。

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ゆ~っくりスーハーをする。
鼻から新鮮な空気すい、口から腐りきった邪念だす。
神に祈りを捧げながら・・・

もう後はゴールまでこの呼吸で外界を断ち切り雑念を取り払うしか方法はない。

が、雑念を取払い冷静になって気づいたことがある。
「ムリだ。千葉まではもたん。完全にムリだ。」

途中下車を選択しよう。
会議は遅刻でいいじゃないか。
幸い早めにでてるので、若干後れるだけだ。
謝れば済む。

さぁ次の駅で降りよう。

で、下車。
ああ。免れた。

否!
下痢の辛さは腹痛だけではない。

モンスターは1匹とは限らない。
むしろ、通常『対』でやってくる。
それは便意だ。

コレがまた厄介なヤツで、
トイレの存在が近ければ近い程、猛威をふるいやがる。
しかも、自分の意思では制御不能ときやがる。

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さらに一度入れたスイッチは戻らない・・・

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電車をおりた段階でトイレとの距離をある程度想定してしまった。
完全に知らない駅だ。トイレの場所がわからん。
しかも、自動改札の場所も結構遠い・・・

トイレとの距離を早とちりしたオレに残された道は少ない。

冷静に考えれば『駅員に場所を聞く⇨トイレへ急ぐ』なのだが、
冷静さを失ったオレは『探す』という最も引いてはいけないカードを引いた。

時限爆弾のスイッチを入れ。
出口を見失い、時間よ戻れと懇願しているテロリストである。
間抜けっぷり半端ねえ。愚の骨頂だ。

もう、この段階までくると祈ってはいない。
神への謝罪である。いわゆる懺悔だ。

「ごめんなさい。ごめんない。ごめんなさい。ごめんない。ごめんなさい。」
過去のどの行為が今につながっているのか分からないが、至らない行為があったのだろう。
いち早く許されたい。その一念である。

この時、便意と腹痛は限界点に達していただろう。

脂汗を浮かせたオッサンが前屈みの競歩でキョロキョロしている。
端から見たらこれほど異様なものもないだろう。
もしかしたら少し泣いてたかもしれない。

しかし、頑張れオレ。

ここでトイレのマーク発見!
嗚呼。許された・・・

と、思ったのもつかの間。
限界と思っていた便意がさらに進化を遂げたのである、
フリーザが最終形態になったときよりビックリした。
コレは鳥山明でも予想できまい。

【漏】が頭をよぎる・・・

1歩進む毎にパワーアップする便意。
モンスターはボクの中で過去最強に育った・・・
過去34年これほどのモンスターと対峙したことはない。

この絶体絶命の状況で考えたのは、むすめ。
オレが一児の父ということ。

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まずはこの涎掛けが頂き物であることをご理解いただきたい。
しかし、これを着用させニンマリする事実も否定はできない。
もし、漏らした場合には自己嫌悪で2度と使用できなくなるであろう。
「こんな父を好きになってはいけない・・・」ってなるだろう。

漏らす訳にはいかない!父親の尊厳にかけて。
コレは意地である。

娘のオムツを変えながら。
「あららら~。またウンチしたの~。ショウガネエな。もう にや
こんなコト言ってられなくなるぞ。
娘のオムツを替えるたびにこの日を思い出すことになるだろう。

ありえん あ~~~

うおぉぉぉぉぉ!

・・・


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っふ~~~~~~。

セーフである。
なんなら勝利でもある。
もっと言えば出産といっても過言ではない。

トイレが空いていて良かった。
満室だったらアウトだった。敗北し、絶望の淵で膝から崩れ落ちていただろう。
ユーモアのセンスがあれば、小のほうに大をしてメトロの清掃員の度肝を抜いてたかもしれない。
そのまま、アホのフリして電車に飛び乗ればいいだけの話だ。
考えただけで恐ろしい。

とにかく呪縛から解き放たれた。
さぁ家族のもとへ帰ろ・・・

・・・イヤイヤ。
会議、会議。急がなくっちゃ に

そのあと、ちょうど快速がきまして・・・
会議間に合ってやんの・・・まんまと・・・
そもそも九段下で快速待ってれば・・・

まぁいい。
この冒険譚は「2匹のモンスターと戦う父」として
娘が大きくなったら美化して伝えよう。

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