先日、電車に乗ってた時のこと。
若い女性2人の会話が聴こえてきました。
暇なので、なんとなく聞いていると・・・


A嬢:もうパワハラに耐えられないっ。限界だわ。
   仕事辞めようと思うんだけど・・・・

B嬢:この間言っていた上司のことね。
  最悪だよね。あなたは資格ももってるんだし、
  仕事いくらでもあるよ。やめちゃえば?

A嬢:そうねぇ。
  でも、もうこんな年だし、若くないし。

B嬢:まだ27歳だよ。いくらでもあるよ。

A嬢:う~ん。そうね。みんなそういうんだけど。
  それがなかなかできないのよ。

B嬢:私は、以前、もっと上の上司に相談したら
  ムカつくお局様と離れることができたよ。
  あなたもやってみたら。

A嬢:そうね。それはBさんだからできるのよ・・・



こんな、やりとりが延々と40分続いてました。
私は聞いていて、B嬢はゲームを仕掛けられてるなって
思いました。

これはゲーム分析でいうところの
「イエス、バット」のゲームです。

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「イエス、バット」のゲームとは
「そうね、でも・・」を繰り返し、従わないことで
相手を操作しようとするゲームです。
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※「ゲーム」というのは心理学用語の一つです。
後味の悪い会話のパターンを「ゲーム」と呼んでます。


引っかかりやすいのは、B嬢のように面倒見が良く
世話好きな人。
このような人は、善意の裏で「私はあなたより上なの。
だから、一生懸命、あなたにアドバイスして
あげてるのよ。」
というメッセージを無意識に投げているのです。

「面倒みてやる」という傲慢な気持ちが、知らず知らず
のうちに相手に伝わり、「ゲーム」を引き出している。


仕掛ける側は、A嬢のように自信がなく、相手に対して
面と向かって意見を述べたり、反論することが
できない人が多いようです。

B嬢の言葉に従うようにみせながら、
実は「決して従わない」「あなたの言いなりにはならない」
「あなたの思い通りの私にはならない」という、隠れた
メッセージをもっています。

相手は従わないことで操作しようとしている。

じゃあ、どうすればいいの?

それは次回お伝えします。


ゲーム分析にご興味ある方へ
体験講座が開催されます。
ご参加お待ちしております。


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ゲームをやめるには、自分の内面に気づくこと
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相談を受けると、親身になりすぎて、自分の悩みとして
抱え込んでしまう人がいます。
このような方は、相談を受けているとき、自分の中にある
「私の力でなんとかしてやろう」という無意識のプライドや
威信に気づくことが必要です。

相手の問題と自分の問題をきちんと区別する。
そして相手に「私が考えられるアドバイスは全て伝えた。
最後はあなたが決めるのよ」と言うのです。

そのセリフが言えない、
或いは冷たい感じがするなどの感情がでて言いたくない方は、
承認欲求が強いのかもしれません。
一度ご自分のリミッティングビリーフに目を向けることを
お勧めします。

いじめられやすい人は、A嬢。
だって、知らず知らずのうちに、B嬢のような世話焼きの方に
嫌な思いをさせてるんです。

何もしてないのに、いつもターゲットになるんですっていう方。
一度、自分の交流パターンを分析したほうがいいかもしれません。

A嬢もB嬢もご本人の性格が悪いのではありません。
知らず知らずの間にゲームをやっていただけなんです。

ちょっとした気づきで、コミュニケーション力は劇的に改善します。