相変わらず、右脚での片足立ちは不得意種目だ。骨折前は当然のようにしていた立ったままでのソックス履きが片方だけ不安定になる。このままでは進歩が見込めないので、いろいろと考えてはいるのだが…
まず、自室のレイアウトを骨折前に戻した。退院して自宅に戻るとき、イスに座ったままで様々なものに手が届くよう、イスを部屋の入り口近くに置いて、そこに座った状態で様々な物品に手が届くようにレイアウトを変更していた。それを、骨折前のようにスッキリとした部屋に戻した。あえて立たなくては用事ができないようになった。これもすぐに身体は慣れたように思う。
それから先日、新聞を読んでいたら、お手軽「腸腰筋」トレーニング、という文字が目に入った。記事の中では食欲の秋でも太りづらい身体をつくるには、という文脈で作られていた記事だったが、「腸腰筋」という自分が最も戻したいと思っている筋肉の名前が書いてあったから目にとまった。「足の付け根と背骨や骨盤をつなぐ筋肉」である。
そこに「腰割り」という耳慣れないトレーニング法が書いてあった。足を肩幅に開き、つま先をできるだけ外側に向け、この状態で膝を曲げてお尻を落としていく。実際には、もう少し足を大きく開かないとつま先は十分に外には向かない。上体を前屈させずに、膝が直角になるまでお尻を落とす動作を繰り返すのだという。要するにワイド・スクワットである。
これは以前、プールでカニ歩きをした時の動作を地上で行うことだと、すぐに気づいた。実際、30回もやってみると、相当に負荷が大きい、股関節の可動域の狭さを克服するにも良いかもしれない。なにより、自重だけで何の道具もいらずにできる自主トレーニングだ。
腸腰筋を鍛えると、歩幅が広がるらしい。これこそ今の自分が求めていたトレーニング方法かもしれない。マシンジムでも鍛えることができない筋肉を毎日少しずつでも鍛えるには良さそうなことを知った。