理学療法士 | 大腿骨頸部 骨折 松葉杖

大腿骨頸部 骨折 松葉杖

2014年8月3日キャンプの夜、岩場へ転落…56歳が大腿骨頸部の完全骨折から回復できるか…6年経って新たな展開に

先週末に歩きすぎて疲れて以来、ずっと脚の調子が思わしくなかった。じっとしていても、患脚の外側のちょうど手術で切開したあたり(ズボンの縦ポケットの位置)と、鼠径部(脚の付け根のコマネチ・ライン)が痛くて、歩くのに1/2荷重が出来ず、まるで退院した後の8月状態に戻ってしまっていた。

連休中は1日完全休養して寝ながら自分であれこれマッサージしていたのだけれど、ちっとも改善しない。モーラステープを貼っても、まるで接着したはずの骨折部位が離れてしまったように、痛い。でも、荷重に応じて痛いわけではないので、骨の異常ではないようだ。

そんな不安を抱えながら、今日は朝から大学病院のリハビリへ行ってきた。理学療法士のお兄さんに症状を伝えると、しばらくうつ伏せや仰向けになる指示を受けていくつかの姿勢や運動を試した後、筋力が衰えていることを指摘された。それも、自分自身で注意してきた大腿四頭筋(ふとももの前)やハムストリング(ふとももの裏)だけではなく、股関節を閉じたり開いたりする時に力が入る(実際には複数の筋肉から構成されている)内転筋や外転筋だという。

内転筋はスキーで重要な筋肉で、しかも腰痛の改善効果が高いので、骨折前はジムトレで相当に鍛えていた。外転筋も同じ理由で得意にしていたトレーニングだった。それを指摘されてしまうとは…。

確かに歩くときは前後運動が主体なので、炎症を起こしている大腿部の大きな筋肉だけが気になってしまうのだが、実際に歩くときバランスをとっているのは、これら内部の「インナーマッスル」が働いているのだという。それが弱っているので、無理に炎症を起こしている大きな筋肉に身体が頼ろうとしてしまうのだという。

理学療法士のお兄さんは大学を出た後も大学院で勉強しながら診療に関わっていると聞いていたが、さすがに構造をよく知っているだけあって指摘は的確だった。

連休中、ずっと悩んでいた痛みだったが、痛んでいる筋肉や靭帯をマッサージで誤魔化すのでなく、一緒に衰えてしまった脇役の筋肉をトレーニングで強化することでカバーすることができる、と知ったのは目から鱗だった。真面目に自主トレを続けて、なんとか治していきたい。