日本企業の売上計上基準②
昨日の続きですが、IFRSの導入により売上計上基準を
変更しなければならない企業が出てきます。
私は、この変更は、本来あるべき変更だと思います。
昔、行ってた会社の話です。
その会社の工場の敷地にそれはまあ大量の機械が
並べられていました。
1台2、3百万円する機械が100台以上。
それはそれは圧巻の眺めでした。
普通は在庫です。
でも違うんです。
売上計上済みの製品なんです。
つまりお客さんの商品をただ預かっているだけ。
新人だった私は訳がわかりませんでした。
そのからくりはこうです。
この会社の売上計上基準は、出荷基準。
その出荷というのを広く解釈して
工場の生産ラインを外れた時点とします。
そうすれば、生産が完了して即売上が計上されます。
製品を完成させれば即利益が計上できます。
業績が悪い企業にとっては、有難かったでしょう。
でも、こんなのは長くは続きません。
この会社は、倒産しました。
売上を早く計上できたとしても
一時しのぎに過ぎませんから、いずれダメになります。
要は実態を表していないんです。
もし、IFRSが導入されて売上が検収基準となったら
こんな会計処理は認められなくなるでしょう。
IFRSを知ると、今まで何気なく行ってきた会計慣行は、
日本独自のものだったんだということを
知ることになります。
それは、売上だけではありません。
また別の機会に書きます。
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