製造業の行く末 | 会計士が起業をサポート!

製造業の行く末

先週は、岩手県に出張してました。


さすがに岩手県は、寒かったです。


クライアントの業種は、自動車部品製造業です。


メーカーは、だいたい地方の田舎に子会社を作って

そこで、製造しています。


なぜ、田舎に工場を作ると思いますか?


それは、田舎の方が人件費が安かったり、

地元が雇用確保のため、

工場を誘致したりしているからですね。


しかし、それは、10年くらい前までの話。


今は、企業が本当に安く物を作ろうと思ったら、

海外に行くことが合理的な行動になっています。


国内で100円かかる製品が、

海外で作れば50円でできます。


倍違うんです!


50円でできれば、輸送費を考慮しても

国内より海外で生産したほうがずっと安く物が作れます。


海外にどんどん仕事が出て行きます。


昔は、海外は安くできても、品質が悪いということがありました。


なので、日本の工場から技術者を派遣し、

品質の向上を図りました。


日本の工場は、品質指導という新たな仕事を見つけて、

しばらく安泰でした。


しっかりとした指導の結果、

海外の工場でも品質が向上しました。


すると、国内の工場では技術指導の仕事もなくなります。


こうなると、工場を閉鎖するしかありません。


工場を閉鎖すれば、企業はコストを安く

生産することができるので利益が増加します。


財務体質が強固になりました。


めでたしめでたし。



ではありません!!!


工場を閉鎖したことによって、雇用がなくなります。


雇用がなければ、購買力がありませんから、

車は売れなくなります。


企業は、のちのち苦しむと思います。


車は売れなくなるでしょう。


日本は弱くなりますので、円も弱くなります。


このシナリオのままいけば、今は、円高ですが、

将来、すごい円安が来るということになってしまいます。


今、円建ての預金しか持っていない人は、

将来資産が大幅に目減りすることになります。


今回、地方の製造子会社にお伺いして

悲しい気持ちになってしまいました。


厳しい時代です。


実は、この工場も閉鎖が決まっています。



しかし、私の力ではどうしようもありません。


私にできるのは、勉強することだけです。


勉強して、将来、こういった会社を

救う知恵が出せたらいいです。


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