なんでも聞いてくる後輩 | 会計士が起業をサポート!

なんでも聞いてくる後輩

「木を見て森を見ず」


よく言われる言葉です。


端々のことばかり見て、全体の重要な部分を見落とすことです。


先日、監査現場において会社の後輩から質問を受けました。


「売掛金がマイナスになっています。いいんですか?」


この後輩は、何でもかんでも質問してきます。


売掛金がマイナスで良いわけがありません。


私「良いと思う?」


後輩「良くないです。」


私「どこが良くないの?」


後輩「売掛金がマイナスなので、前受金で処理する必要があるんでしょうか。」


仕訳にすると、簡単です。


借方)前受金   貸方)売掛金


こんなの簿記3級の教科書に載ってます。


後輩「わかりました。会社に伝えます」


ちょっと待ってください。


これで終わったら監査ではありません。


通常なら、物を売った後にお客さんからお金をもらうはずです。


私「売掛金がマイナスということは、先にお金をもらっているんだよね?なぜ先にお金をもらうんですか?ひょっとしておかしな取引があるんじゃないの?まあ、旅行代金とかだったら先にお金を払うことはあるけどね。とにかく、その原因を調査してください。」


監査は、「木見て森見る」です。


売掛金の処理は、当然間違いです。でも、それだけじゃなくて、全体の間違いも見ないといけません。


結局、売掛金の相手先が、○○エクスプレス。


旅行会社ですね。


大方、出張代金の前払いでしょう。


理由がはっきりすれば、問題はありません。


最初から、相手先を見ればすぐにわかると思うんですが。


このブログのおかげで「木見て森見る」という言葉が出てきたので、今度、後輩に伝えておきます。


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