爪先の色補修 | 靴修理のお話

爪先の色補修

今回の靴は、ガラス張りの革です

ガラス張りとは、鞣しの終わった革の表面をサンドペーパーで落とし、顔料と合成樹脂を塗って仕上げた革です。

革の風合いは、少し落ちますが、光沢があり丈夫なのが特徴で、靴に良く使われています
補修前靴修理のお話-090313_1123~01.jpg
補修後靴修理のお話-090313_1612~01.jpg
靴修理として、合成樹脂は使えないのですが、顔料で色を作り着色しました。その後、靴磨きをしました。

この革の手入れは、クリームが浸透しにくいので、汚れ落としのみで良いと言われる事が、多いです。

しかし、個人的には革の表面の保護や、革の劣化防止のためには、多少の油分は必要だと思います。手入れすることによって、愛着も持てるし、靴の状態もよく分かるようになります。

大事にする気持ちが、靴への一番のお手入れだと思いますよ!


『thick trunk』
大阪市中央区谷町6丁目5-26 萌(ほう)1階
TEL 06-6761-2887
定休日:毎週水曜日
谷町6丁目駅より徒歩5分