客席の奥には60代くらいのオバサマ方が座ってらっしゃった。レナードさんのファンなんでしょう、ああ年食ってるのは私だけじゃないと安心したがこれが後々とんだことになる。
とにかくウルサイのだ。特におひとりの方、振り返って確かめなかったのでお顔はわからないが、声が淡路恵子さん風の、ちょい酒やけが入ってますといった人生の荒波渡り感がハンパない。そして結構お年なのにこんな音楽に興味を持ってます感もバンバン出してきて、演奏中でも解説ぽい私語を平気で続けるし、合いの手も入れるし、めちゃガッカリ。
過去何度もレナードさんのライブに行ったけど、こんなのは初めてかも。大柄の白人系の女性がチャッパの演奏中にウォッホッホ、と笑ったのはあったけど。そっちの方が許せたよ。
しかしこんな苦労してやっと来たんだから、と演奏を聴く。最初は太鼓のソロとピアノと二人での演奏。なんですか卵から色々なものが生れるというイメージらしく、とても精神性強い。かしこまって聞かなくてはならない感じで、バイツに慣れた身には苦痛だった。なかなかアニー出てこないし、レナードさんごめんなさい、やっぱりついていけないかも・・・
しかし休憩を挟んでとうとう芳垣さんと共に我がアニーが登場、というか気がついたらそうっと出てきた、という感じかな、ここから一気にかつてのブレンドラムスになった。そうだよそうだよ、これなんだよ。両脇からのドンドコドンドコの激しさに、レナードさんもにまにまが隠せないよう。しょうがないな、こんなにシッチャカメッチャカになっちゃって、でも俺も本当はこれが好き、てな表情をしてました。
アニーはね、昔のように髪がサラサラだった。最近あまりサラサラしてなかったような気がしてたのでうれしかった。それに扇風機?が回ってたみたいで終始なびいていた。これだけでも来て良かったと思う私って。
4月にはスティーヴさんとの兄弟ライブに‘菊地さん’も入れて三兄弟でやる、と言ってくれたので、さっきまで二度と来るまいと思っていたマンダラにまた来ることになった。
疲れたわ。帰りはけっこうすんなりホテルに着いたけど。