日本でFPSは成功するか? | ゲームについて本気出して考えてみた

日本でFPSは成功するか?

ウォーロック スペシャルフォース1











(source:4Gamer)


表題の答えは「否」と答える人が一番多いだろうか?
私は違うと思う。
「FPSってなに?」と答える人が一番多いのではないだろうか?
それだけ認知されていないジャンルなのだ。ジャンルわけというのも元々曖昧なモノだが…
改めて述べると「FPS」とは「ファースト・パーソン・シューティング」の略である。つまり一人称視点で行う射撃ゲームのことだ。「DOOM」や「QUAKE」といった名前よりも日本では「HALO」や「ゴールデンアイ 007」のほうが有名だろうか?
題材によってグラフィック面のテイストは大きく変わるものの基本操作は変わらない為、何か1つやり込めば他のゲームも説明書無しで始められる上に1ゲーム毎の時間も短いお手軽なゲーム性が魅力なのだが…日本ではお手軽な印象はまるでない。
そんな中ハンゲームとテクモから「スペシャルフォース」と「WarRock」という2つのFPSが発表された。スペシャルフォースは現在韓国で人気No.1のFPSでありWarRockは全世界約400万人もの会員数を誇るゲームとの事である。どちらもCounter-Strikeのようなリアル系FPSに分類出来そうな外見だがはたして日本でどこまで健闘出来るか注目している。正直現状では「見た目」と「ゲーム性」をみるかぎり勝因が見えてこない。まだネットマーブルの「Gunz Online」の方が勝算が見えた。TPSならば「アーマード・コア」など日本のコンシューマ市場で成功した作品があるからだ。ビジュアルも「デビル・メイ・クライ」に似せた感じで悪くない。
だが「Gunz Online」は成功しなかった。原因は見た目やゲーム性以外にもあるだろう。チートが横行しゲームバランスも褒められたものではなかった等。
4Gamer.netでFPSについての意識調査が行われていたので参加してみた。
「オンラインFPSが面白くない/なかった理由はなんですか?」という質問がありマークシートの解答として用意されたのはこうだ。


 ・思ったよりつまらなかった
 ・上級者に勝てなくてイライラした
 ・シビア過ぎて自分に合わなかった
 ・遊び方が難しかった
 ・ゲームが単調だった
 ・なかなかうまくなれなかった
 ・友達ができづらくて味気なかった
 ・目標が分からなかった
 ・遊んでいた友達がいなくなった
 ・すぐ酔ってしまった
 ・その他


解答例の良し悪しが述べたいわけではない。この面白くなかったとされる事をどうやったら解消出来るかを考えるのがFPS普及へのキーワードだ。
「その他」と「すぐ酔ってしまった」以外を解決する共通のキーワードが見えてこないだろうか?
私はそれを「友達」というキーワードで解き明かしたいと思う。
ゲーセンの格闘ゲームでもいい。友達と知らない人では楽しめる確立が圧倒的に違ってくると思わないか?同時に始めた友達同士なら極端な腕の差なんてないだろう。上級者の友達が教えるならハンデや手加減をするだろう。操作やルール、目的が説明書を読んでも判らなくても友達に一言教えてもらえる事で解決した経験はないだろうか?友達と一緒に始めたゲームを楽しんでいる間に自分自身の腕が上がり、周りの知らない人とでも楽しめるようなった体験は?
「ストリートファイターⅡ」の大ヒットにより日本のゲームセンターのあり方を変えた対戦格闘ゲームよりもFPSの方が格段に簡単なゲームであると私は言い切れる。
FPSを敷居を高くしているのは日本人のネットワークゲームをプレイする環境にこそあるのだと思うのだ。日本には気軽に友達同士でFPSをプレイする場所が圧倒的に少ない。韓国にも中国にもそれがある。PC房だ。ほとんどの日本人がオンラインゲームを自宅でプレイしている。これがネットワークゲームにおいて、カジュアルとRPGだけが流行るといった歪な市場を生んでいる最大の原因だと考えるのだ。
そして「スペシャルフォース」にも「WarRock」にも友達同士で一緒にプレイする為の特別な方策を打ち出していないのだ。私は前回も書いたように日本におけるFPSの普及を切に願っている。
その為に私自身、日本人に友達同士でFPSを楽しんでもらえるためにはどうすればいいかを考えている…ここまで偉そうに書いているがいまだに「これだ!」というアイディアは出ていないが…それを考えるのは私自身の命題でありライフワークなのだ。
それにしても3D酔いに効果的な対策というものはないだろうか?
自分にとって友人・知人にFPSの楽しみを知って貰う為の最大の障害が3D酔いなのだ。知っている人が居たらぜひ教えていただきたい。


(C)Dream Execution Technology Co.,Ltd.All right reserved.
(C) 1998-2006 Dragonfly GF Co., Ltd.
(C) 2006 NHN Japan Corporation