日劇(銀座)にて試写会。
コーエン兄弟の新作にて、ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ティルダ・スゥイント他。
コーエン兄弟の作品って、大きく2系統あると思う。
「バートン・フィンク」や「ファーゴ」などのブラック満載のシリアスストーリーと、
「レディー・キラー」や「オー・ブラザー」「ディボースショー」などのブラックコメディ(キャスティングも豪華な感じ)
で、この「バーン・アフター・リーディング」は後者。
さらに前半はいつもと違う展開で、伏線を引きつつ、後半で一気にコーエン兄弟らしいブラックな笑いと自虐的なドツボに嵌る人たちを描いている。
この映画は主要キャストに合わせて脚本を書いたようで、それぞれフィットした役柄。特にせわしないブラッド・ピットは面白い。
万人受けはしないだろうけど、コーエン兄弟好きにはいいんじゃない?
ちなみに、エンディングに流れるTHE FUGSの「CIA MAN」
♪~ゲリラを集めて訓練して、同士討ちさせる、すげえヤツ、CIA MAN~♪
的な曲もサイコー