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バーン・アフター・リーディング

日劇(銀座)にて試写会。

コーエン兄弟の新作にて、ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ティルダ・スゥイント他。
コーエン兄弟の作品って、大きく2系統あると思う。
「バートン・フィンク」や「ファーゴ」などのブラック満載のシリアスストーリーと、
「レディー・キラー」や「オー・ブラザー」「ディボースショー」などのブラックコメディ(キャスティングも豪華な感じ)

で、この「バーン・アフター・リーディング」は後者。
さらに前半はいつもと違う展開で、伏線を引きつつ、後半で一気にコーエン兄弟らしいブラックな笑いと自虐的なドツボに嵌る人たちを描いている。

この映画は主要キャストに合わせて脚本を書いたようで、それぞれフィットした役柄。特にせわしないブラッド・ピットは面白い。

万人受けはしないだろうけど、コーエン兄弟好きにはいいんじゃない?

ちなみに、エンディングに流れるTHE FUGSの「CIA MAN」
♪~ゲリラを集めて訓練して、同士討ちさせる、すげえヤツ、CIA MAN~♪
的な曲もサイコー


4月24日公開
http://burn.gyao.jp/



バーン・アフター・リーディング(2008)
BURN AFTER READING

メディア 映画
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ギャガ・コミュニケーションズ=日活)
初公開年月 2009/04/24
ジャンル コメディ/犯罪
映倫 PG-12

007/慰めの報酬

やっとこさ今年初めての映画。
007/慰めの報酬 を見た。

前作からダニエル・クレイグにもなじんで、これまでのシリーズよりアクション重視の007。
「カジノ・ロワイヤル」以上に始めっからスピーディー且つハードなアクションが全開。カーチェイス、水上でのボートチェイス、空中戦からと、あらゆる場所でアクションシーン。

ストーリーも前作からの続きという設定のため、復習のために「カジノ・ロワイヤル」を見てから映画館に行っても良いかも知れないですね。

新シリーズとなった007、嫌いではないが残念なのは
・ボンドカーの魅力が少なくなった
 アストン・マーチンになったけど、大体が数カット+大破で終わる
・Qによるスパイグッズものが無くなった
 ああ~Q役のデスモンド・リュウェリン氏の死去が残念だなぁ
・ストーリーがより複雑になった(気がする)

結構見ているのに一生懸命になってしまうのね。

今回のボンド・ガール(オルガ・キュリレンコ)、ちょっと微妙。前作「ヒットマン」のときのほうが美しかった(ホントの前作は「マックス・ペイン」のようだが、日本公開は4月ですね~)。

でも、年末年始の映画不足のせいか、昨日の先行初日、ほぼ満席。しかも“007”の力か、年配の方が多かった。
今年は、もう少し楽しい映画が多く公開されるとうれしな


追記(2009/01/24)・・・
今日、たまたま本屋でGQ見てたら、007特集していて思い出した。

そうそう、今回のボンドの衣装、トム・フォードなんですぜ。
シンプルだけどラグジュアリーな感じで、いい雰囲気ばっちり。
まったく知らなかったけど、エンドロール見てびっくりした!
(ってのを書こうと思って忘れてた・・・笑)


GUCCI時代のトム・フォードのスーツも素敵だったけど、映画の中のダニエル・クレイグもきれいに着こなしています。
大阪に日本1号店あるけど、どうせならNYのshopにいつか行って見たいものだ



007/慰めの報酬(2008)
QUANTUM OF SOLACE

メディア 映画
上映時間 106分
製作国 イギリス/アメリカ
公開情報 劇場公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
初公開年月 2009/01/24
ジャンル アクション/サスペンス