Conversation Piece 第56回〔その6〕 | のぞき窓からみえる“山梨鐐平の世界”

Conversation Piece 第56回〔その6〕

前回からのつづき)


側「精神的にボヘミアンでいる、アウトサイダーでいる。ひとくちに申しましても深い意味があったのですね。」

$のぞき窓からみえる“山梨鐐平の世界”

R.Y「ボヘミアン。この生き方は決して前向きではない、とおっしゃる方もたくさんいると思いますが、今の自分は音楽家としてその気概を持ちたいのです。それぐらいじゃないと、自分を貫けないし、歌いつづけていくための希望も感じることが出来ないかもしれません。その気概を持ち続けるためには、少なくとも家や土地など持たず、最小限の荷物と楽器だけで生きていけたら、と思います。

側「お洋服などは?」

R.Y「・・・・・。」



(Conversation Piece 第56回 完)