アイルランドに住んでいて、特段危ない目にあったことはないのですが、
唯一犯罪らしい目にあったといえば「スキャニング詐欺」です。
バナりんは渡航に際して、持っていったクレジットカードは2枚のみ。
日本で普段使っているものではなく、「海外旅行保険自動付帯」のカードを2枚作り、持っていきました。
(現地の保険が健康に対する保険のみだったので、日本からアイルランドまでの渡航中に何かあったとき用に。帰りはまぁ帰るだけだしいいや、という考え。3ヶ月経つときに現地で交通費代をカード代で支払いという裏技もあるみたいですが、何しろそういった準備もあんまりしていなかったので※面倒くさがり)
ビザの関係で現地で銀行口座を開設する必要があったため、日本から海外送金(エージェント経由で、口座開設後に自分の口座に移してもらう)したお金を現地生活費にあてるつもりでした。
2ヶ月はホームステイだったので、それ以降の4ヶ月分を約3000ユーロ(一月日本円で10万いかないくらいだろうという計算)として口座に保管。
ホームステイ2ヶ月はクレジットカードで過ごす予定で、
他には海外キャッシングカード(SMBC)を1枚持っていきました。
(これは前回NZ留学時につくった口座で、シティバンク名義のまま凍結されていたのをSMBC銀行窓口で解凍してもらいました)
つまりカード1枚使えなくなったら、残りクレジットカードは1枚のみ。
ビビってしばらくはにこにこ現金生活です^^にこにこ
スキャニング被害に合った経緯を書いていきます。
コンビニなど少額でも毎日のようにカードを使う
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1ヶ月ほど経ったあたりで、日本の実家から「カード会社から電話が欲しいと連絡があった」と知らせ。本人以外には教えられないとのこと。
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日本のカード会社へコレクトコールをかける。
(カード会社から教わったコレクトコールのかけ方は、1800550081にかけるとKDDIにつながるので、カード会社の電話番号を伝える。
日本時間の営業時間中のみ対応のため、学校の授業中に抜け出してかけました。30分くらいかかったかな?)
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自分のクレジットカードがインドで使われそうになっていた。
「毎日アイルランドで使われていたカードが急にインドで使われそうになった」ということがカード会社のセキュリティに引っかかったらしく、決済はされずに使用停止になっている状態。
(アイルランドでスキャンされた情報が、インドに流れたんだろう、という見解)
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カードの番号変更手続きをする。ただし新しい番号のカードは日本にしか発送出来ないため、帰国後に確認することになる。
結局被害はゼロでラッキーだったのですが、この出来事はしばらくバナりんの胸に「アイルランド怖い」という意識を植え付けます。
他にも同じような被害にあっていた人もいましたが(アイルランドでかは不明)、実際に使用されてしまっていたそうです。バナりんは海外旅行保険自動付帯のカードだったからそういった方面のセキュリティが高かったんでしょうか?
いつ、どこでされたかはわからないものの、可能性として
①すれ違いざまにスキャンされた
②使用時にお店でスキャンされた(暗証番号を打つところを見られた)
暗証番号がバレていることを考えると、②が濃厚。
クレジットカードは銀行のキャッシュカードと一緒にお財布に入っていたので、念のため①が原因だった可能性を考え、銀行にも確認しました。口座から引き出そうとした履歴は無くおそらく問題ないだろうとのことで、キャッシュカードの番号は変更せず。
カードは毎日使っており、そのいずれもが語学学校周辺。
(日本からの移動中、韓国、イギリスでも使いましたがおそらくアイルランドで被害にあったと思われる)
ということは、自分が直接レジで会った人間が犯罪者だった、ということ。こわー!
思い返せば学校裏のスーパーの店員がなんとなく挙動不審で、インド系の容貌だった。まさかあの人なのか?!きっとそうだ!だって次に行ったときビクッとしたし!
…なんて、現地の人間が信じられない状態に。
その他にも家探しで心身ともに疲弊したり、しばらくは心の安寧は訪れませんでした。
今思い返すとまぁ全部ひっくるめて経験として思い出の一部ですが^^
(ホストファミリーに相談すると、ファミリーの娘さんも合ったことがあるとか。暗証番号をとにかく隠して周りに注意して利用すれば大丈夫!と言われました。確かにカードを使うことに慣れすぎて、途中から暗証番号あんまり隠したりしてなかったんですよね。自業自得w)
アイルランドはヨーロッパでも治安のいい国とは言われていますが、油断しているとそれなりに面倒なことに巻き込まれたりすることもあります。慣れてきても「日本ではない」と思って注意しないといけないですね。反省。
ちょっとジメっとしたので最後はダブリンシティの写真を。
有名なパブですが混みすぎてて入れたことないw