ここ数か月、とにかく煮詰まっている。

 

コロナ禍に突入してはや10か月を迎えようかというところ、

大学のオンライン授業も2期目が確定し、後期から関東での一人暮らしに戻って解放感にあふれたのは一瞬、

かなり精神的に追い詰められている。

しかも、あんなに好きだった英語に、だ。

 

四月からここまでオンライン授業を受けてきた。

はじめこそ、

”学校に行かなくていいし、着替えなくてもいいし、ゆっくり寝られる!オンライン最高!”

なんて思っていたけど、

人に会わない。会話がない。

だから自分の中に新しい風が吹かなくて、

ただぼんやりと授業を受けて、なぁなぁに、やっつけ仕事でこなした課題を出して、ゆるゆるとスピーチをする。

 

それで気が付いたら、もう学期の半分を過ぎてて、次こそは良い評価をもらうだなんて息巻いていたプレゼンは残り一つ。

微妙な評価しかつかないことが決定してしまった。なんてこと・・・

 

この半年、生きてる感じがしない。何も成し遂げてない感じが強くある。

時間の感覚はもうマヒしきって、20歳の輝かしい大学生活とやらは、異世界の話のようだ。

要は、この年度、すっかり時が止まってしまった感覚なのである。

 

あんなに勉強したかった英語も、いざ、授業に詰め込んでみれば、逃げ道ばっかり探した。実際に教室でやる時とは違って、必要時以外はミュートになっているものだから、単語一つでも言葉を発そうという気持ちはまるで意味がない。というか既に、忘れつつある。

 

どうやって英語話してたっけ・・・

 

話すことが好きだった英語が、今は口に出すのが怖くて仕方ない。

間違えたこと言っているのではないか、という疑念が常に心の中を支配していて、ただただ発言するのが嫌になっている。

今学期のオンライン授業が決まった時点で休学を決めた生徒もいたが、その人たちの気持ちが今になってよくわかってしまった。

 

正直に言って、端的な話、うつ状態なのだと思う。

自分の生活を自分で律することができず、ユルユルとここまで来てしまった自分自身に呆れたというのも、もちろんある。

 

オンライン授業、私にはもう限界だ。

 

マイナスな思考は異常に発達したが、楽しいことは思い出せなくなっている。ストレスで自分のコントロールは難しくなり、打っても響かない課題と講義、中途半端に圧のある語学授業によって、すでに疲弊している人は私だけではないだろう。

 

とはいえ、ここ数週間に新型コロナウイルスの感染者数は跳ね上がり、チラ見えしていた対面授業への希望は再度雲の中。そもそも、友人と遊ぶにも満足に場所を選べない状態であるし、少なくとも、この冬の間はコロナ禍に支配され続けるだろうな、と。次年度もオンライン授業なのであれば、休学を視野に入れてもいいのかもしれない。ちょっと逃げることも、時として有用な選択肢に成り得る。・・・・よね?