お野菜シリーズ最後は、またしてもインパクト大な華やかさ。
「菜園のフラワーアレンジメント風
いろいろなハーブ いろいろなソース」
いろんなお野菜が、生だったりボイルしてあったり。
お野菜もソースもどれもおいしい
エディブルフラワーはおいしいものではないので、わたしは残したけど、娘はエディブルフラワーも完食。
ここまでで、やっと半分。
ひとつづつのボリュームが少なく、野菜が多くて、味付けも塩味がギリギリまで抑えられていて、油っこくないので、意外と胃には余裕があるかんじ。
最初にも書いたけど、この日のゲストはわたしたちだけで、シェフに余裕があるようで、合間合間にいろいろと話かけてくださる。
満室のときには、シェフが忙しくて、ほとんどお話してくださる余裕がないそうなので、ラッキーだったわ。
「ぼくはね、十代でスペインに修行に行く前は野菜嫌いだったんですよ。それが、スペインで野菜のおいしさに目覚めてしまってね。今では敷地内で自分で野菜を育てているんですよ」
さて、いよいよ後半戦。
そして、またインパクトのあるお皿が登場。
その名も「黒の料理 白の料理
静岡の自然の恵み」
うーん。なんだっけ・・・
黒はイカスミのソース、白はベシャメルソースだったと思う。
「金目鯛 ソテー バボール オルノ
ほうれん草のポタジェ」
金目鯛をフライパンで焼いたのと、スチームしたのと、オーブンで焼いたの。
調理法によって、かなり食感が違って、どれもおいしい。
わたし、金目鯛は煮付けよりお寿司とかこういう風にいただく方が好きだわ。
「フルーツのガスパチョ エスプーマ グラニテ」
トマト、桃、メロンだったかな。
「低温調理のプロチェッタス
y
イベリコ豚ロースト」
お肉料理に合わせてでしてくださった赤がとてもおいしかったわ。
テンプラリーニョってバランスの良いお手頃ワインっていうイメージだったけど、こんなにボディがしっかりした奥行きのあるものもあるのね。
ここいらへんでかなり満腹になってきたわ。
「駿河湾の恵みバスク風スープ
クレマ・デ・スルガイナ」
これがね、また絶品だったわ。
満腹でもスプーンが止まらない。
無類のスープ好きとしては、2種類のスープを出してくださって幸せ
「冷たいデザート 3 種 花びらの画」
チーズケーキ、チョコのセミフレッド、アイスクリームだったかな。
すでに満腹を超えているけど、おいしくて完食。
食後のコーヒーをいただきながら、シェフとロングトーク。
「ビジネス的には恵比寿時代の方が儲かってた。社用で利用してくださる方が多かったからね、高いワインもバンバン開けてくれて。
でも、ここの方が、本当にお料理を楽しんでくださるお客様ばかりだし、食材も地の物で何でもそろうから楽しくて仕方がないんです」
ご家族のこともたくさん話してくださったんだけど、プライバシーに関わるので割愛。
それにしても、わたしたちふたりだけのために、これほどのお料理を手間暇かけて作ってくださるなんて、ただただ感謝と敬意。
大満足で一息ついていると、
おっきな焼き菓子の箱が!
これが「アナーキー」なのね。
とてもじゃないけど入る余地はないので、お部屋に持ち帰らせていただきました。
翌朝、娘が独り占めしてたわ。
腹ごなしにもう一度お風呂に入ったけど、腹こなせず。
重いお腹をさすりながら映画をみているうちに、夜は更けてゆきました。
2日目のブランチも感動ものでしたので、お楽しみに!