私が知っている中で、一番厄介なのは【若い頃にモテていた老人】です。
それも仕事から引退して、失うものは日に日に劣る精力のみ。
彼らは女性に拒まれるということを知りません。
名声、財産、容姿、家庭環境に恵まれて、「モテない」という単語を知らない彼らは、「全ての女性は僕と結婚したいんだ」とシャーシャーと言い放ちます。
すごいよ、爺さん。
心の中の一句 (気づこうよ フェロモン散って 加齢臭)
歳をとってからも、お金目当てに多数の若い女性からアタックされている彼らは、「生涯現役」という掛け軸を背負って歩いているように見えます。
Q しかし、あなたは80歳の老人と付き合えますか?
「人にもよる」と答える女性は稀でしょう。私は無理です。親の悲しむ顔と兄弟の唖然とする顔が交互に交差します。
拒まれることを知らない彼らは、「付き合えない」というまさかのお断りに、「この僕を断るとはどういうことだ」と食いついてきます。
すごい執着です。死ぬまでにしておきたい最後のあがき。
若い男性は、これから先の仕事や周囲からの評価を多少気にしなくてはいけないので、そこまで執着する人はなかなかいません。
昔モテていた厄介な老人の断り方講座 (私の赤っ恥体験談レポート)
「歳が離れすぎていて」・・・と答えると、”○○さんと××さんはおじいさんと孫ほど離れているよ”という他のサンプルを探してきます。
「性欲があなたには全くわかない」・・・と答えてみたところ、「不感症なのか?」と聞かれ、憤死しそうになりました。
「親よりも年上の人と付き合ったら、親が悲しむ」・・・といってみたら、無視されました。
「他の人が好き」・・・と言ってガツンと断ったら「どうせ僕はもう結婚したくないから、僕はセカンドでいい」と言いました。
何を言ってもひるまない老人とのやり取りで、早く彼氏を作って守ってもらおうと私が決心したのはいうまでもありません。
結論をいいます。厄介な老人への断り方は、「遮断」以外にありません。会ってはいけません。
余命を逆算して焦っているのか知らないけれど、何をいっても諦めないということがよく分かりました。おじいさんが悲しむ顔を見るのは辛いと思ったこともありましたが、一切連絡を遮断するしかありません。
昔、モテた爺やは、だいたい浮気がバレて独身ということが多いです。世の中のモテる男性のみなさん、あなたがモテているのは期限付きですよ。あなたの行く先は孤独の闇!
隣にいる彼女や奥さんを大切にしましょう!