こんにちは。
僕のギター、Gibson J45が帰って来ました!
完全復活です、いや、進化して戻って来ました‼︎
先日のブログでも書きましたが、
今回はピックガードが剥がれ、やがて浮き出し、演奏の支障をきたすところまでになり、
ネットで調べて、どうやらバインディング用接着剤が良いとの記事を鵜呑みにして、購入し貼り付けたところ、ガビガビの状況になり、さらには一旦ピックガードを剥がそうとした時にポディの木がベキッと剥がれ、泣きそうになり、怖くてピックガードを抑え込む様に貼り付けて、3軒のギタークラフトショップに相談して、今回に至ります。
今回のリペアをお願いしたところはこちら
ギターファクト・カワナカさん。
某有名ギタークラフトショップで修行され独立。
岸和田にある工房です。
正直、仕上がりに感動しました。
川中さんはオシャレに手入れされた髭とメガネが似合うダンディなクラフトマン。
この手の職業の方は得てして身だしなみもきちんとした方と、逆に身なりは気にしないナチュラルな方が多い様に思いますが、川中さんは前者の方。
見た目は関係ないと思うかもしれませんが、僕はきちんとした方はきちんとした仕事をする様に思います。
肝心の修理箇所ですが、ピックガードはオリジナルで作成いただき、ポディの木が剥がれたところは修復して着色。どうせ隠れる場所だからと手を抜かずピックガードから僅かに映るからと色を塗っていただきました。また仕上がりの美しさ。
さらに感動したのはポディ天面左。
いつもここにセットリストを貼りつけていましたが、ある日、貼っていた両面テープが剥がれない事から、僕は除光液を塗りました。確かにテープ跡は剥がれましたが、塗装まで一緒に剥がれてハゲハゲ、ゴワゴワになり、くすんだ表面になっていました。
これは直すのに別の工房で確認したところ、塗装のし直しになるので10万以上かかると聞いて諦めていた箇所です。
それがこの仕上がり。
まさにおニュー。
川中さんにどうしたか聞くと磨いただけとの事。
磨きでここまで復活するんだと驚きとともに感動しました、技術です。
この様なお仕事をされる方とは今後も付き合って行きたい、そう思える方です。
もし、ギターで困った事があればここはオススメです!
仕事は丁寧、価格はリーズナブル、何よりギターに愛を持ってオーナーが望む仕事をしてくれます。
ちょっと嬉しくなったので長々と書いてしまいました。
よろしくお願いいたします!