こんにちは。
元ブロンディのドラマー、クレム・バークが逝去しました。
享年70歳、ガン闘病の末、亡くなったとの事です。
彼のドラムは凄まじかった。
晩年のエンプティ―ハーツもすごかったですが、やはり彼のキャリアはブロンディで始まったと言えると思います。
僕がブロンディを最初に好きになった理由として、1979年のヒット曲「Dreaming」があります。
超スタンダードなポップナンバーでありながら、やり過ぎとも言えるドラム。フィルインの嵐。こんな叩きまくるポップナンバーは他ではなかなか聞けないと思います。
他のメンバーやディレクター、プロデューサーも何も言わなかったのかと疑うほどですが、これはこれで大正解だと思います。
この関係性が成立していたブロンディは今回の彼が亡くなった事について
「クレムは単なるドラマーではなく、ブロンディの鼓動そのものでした。彼の才能、エネルギー、音楽への情熱は比類なく、私たちのサウンドと成功への貢献は計り知れません。音楽的な面だけでなく、ステージの上でも外でも、彼は常にインスピレーションの源でした。その明るい精神、伝染するような熱意、そして岩のように揺るがない仕事へのプロ意識は、彼を知るすべての人々の心に触れてきました」とのコメントを出しています。
これは大袈裟ではない本心だと思います。
ブロンディ、特にボーカルのデボラハリーと言う人はメンバーを大切にします。
確かギターが大病にかかった時も活動を休止して看病していたとか聞いた事があります。
僕もメンバーを大事にしないからこんな事になっているのかも知れません。
心の通った人間関係が良い音に繋がる様に思います。
クレム・バーク、安らかに、、、。