こんにちは。
今年は自分が歌えない事もあって、多くのバンドを見に行きました。
野外フェスでは初めて見るバンドや全く違うジャンルのバンド、
見たかったけどチャンスがなかったバンドなど勉強になりました。
うまいバンドやキツいバンドも見ましたが、バンドの数だけでも42。
もちろんワタナベマモルさんにも今年は4回会えましたし、
Theピーズの35周年やイヌガヨ15周年などワンマンでじっくり楽しめたりもしました。
これほど多くのバンドを見たのも過去最高かも知れません。
そんな数々見てきた中、どうしたら僕自身が気持ちよく楽しめるか、
どうしたら来てよかったと思えるライブになるかが少し分かったように思いました。
演奏面で言うと、僕はやはりドラムのリズムをとても重要視していることがハッキリしました。
ドラマーによってタイム感やノリ、グルーブが違っていて、その差はあれど、
この個性に好き嫌いは分かれる事もありました。そしてそこに乗っかるベース。
ドラムが引っ張るバンドとベースが引っ張るバンドと別れますが、ギターも含めて
バンドとして固まっているか、バンドとして色が出せているか。
これはかなり良し悪しが分かれます。
Theピーズなどのベテランバンドで言うと、新たにリズム隊が変わったことで
ノリは全然違ったものになっていて、佐藤シンイチロウさんが叩いていた時の
シンプルだけどしっかりと醸し出すビートにハルのベースがうねり絡むのはすごく気持ちよかったし、
そこに乗っかるアビさんのギターの音が他では聞けない音色で、この3人の演奏は圧巻だっただけに4人編成のピーズも悪くはないけど、少なくとも別物だとも感じました。
それでもTheピーズは楽曲、詩が圧倒的なレベルなのでいつも感動させられますから
35周年のなんばハッチは本当に良い体験でした。
同じくイヌガヨの15周年もバスドラの音色以外はPAのバランスがとても気持ちよく
楽しむことが出来ました。
いずれもちょっとレベルの高いハコは音が大きくても疲れない音作りがされており
小さなライブハウスでは味わえない差はありました。
逆にどのハコでも実力を出せるバンドが良いバンドの条件かもしれません。
ワタナベマモルさんなんか、リハで結構こだわってPAとやりとりされていましたし、
僕なんかついスタッフさんに気を使ってしまいます。まぁ、それが良いかどうかは別にして、安定した音が保てるバンド目指して、来年は頑張りたいと思います。
とりあえずはベースのゴーマンが帰って来て、バンド自体のリハビリをしてからですけど、何も出来なかった今までを考えると、それまで楽しそうです。
みなさん、まだまだ寒い日が続きますがご自愛いただき、良いお年をお迎えください!
来年、よろしくお願いします!