こんにちは。
昨日書きました
ローリングストーンズのドラマー
チャーリーワッツの訃報の続きです。
散々聞いたストーンズですが、
僕の若かりし頃は
’ローリングストーンズは来日出来ない'
が定説でした。
それだけに1982年公開のライブ映画『LETS SPEND THE NIGHT TOGETHR』は初回上映のオールナイトから駆けつけて、ライブさながら拍手や歓声を挙げて楽しみました。
他のお客様に迷惑なんか全くない、映画を観に来た人ほとんどがライブに来たつもりになって、踊っている人もいました。
初日のオールナイトでは飽き足らず、翌々日にも観に行き、12回鑑賞。
僕の他にもそんなストーンズフリークはたくさん居ました。
1988年にはミックジャガー単独初来日。
これはミックフリークの母親と大阪城ホールに行きました。当然、ストーンズナンバーも演奏してくれたので盛り上がったんですが、何かが違う。
そうです、ドラムはサイモンフィリップでめちゃくちゃ上手いのですが、上手過ぎて何か物足りない。
そうしているうちに1990年のストーンズ初来日!
僕は仕事も辞めて東京ドーム、2回行きました。
(1回は知り合いの有名人から偶然誘われました)
やはりナマは違う。
バンドのノリを感じる事が出来る。
このグルーヴ、何が違うのか、ミックのソロの時と。
わかりました。
やはりチャーリーのドラムでした。
ギター2本の絡みと隙間にチャーリーのドラム。
それは単純に8を刻んでいる様に聴こえますが、スネアを叩く時にハイハットを叩いていない事もアクセントになっていますが、ビートがスウィングしている。
チャーリーワッツは世界一のロックバンドに君臨するジャズドラマーだったのです。
当時のチャーリーは49歳。
今の僕より若いし、脂が乗り切っている状態だったかも知れません。
こんな人は多分そうは現れないんじゃないでしょうか。
僕のヒーローがまた一人旅立ってしまいました。
あっちの方がカッコイイ人増えたんじゃないかと思いますが、まだまだコッチにいる人にも頑張って欲しいと思います。