こんにちは。
昨夜のニュースでプロ野球、元阪神タイガースの田淵幸一さんが野球殿堂入り!
僕が小学生の頃、最初に憧れたスポーツ選手です。
田淵さんは阪神タイガースのキャッチャーで不動の4番バッター。背番号22。ミスタータイガースと呼ばれていました。
当時はジャイアンツが王、長嶋の全盛で9連覇するなど圧倒的な強さの時代。
阪神タイガースはいつも最後に負けてしまう、、、。
甲子園に行くと、試合前の練習で軽々と放つホームランに(今日は何本打つのか)と期待しても、大概打たない。それでも当たればビックリするくらい滞空時間の長い大きな放物線を描くホームランはまさにアーチストと呼ばれたヒーローでした。
そんな詰めの甘さも含めて普段はサンテレビでずっと応援していました。
一番ショックだったのは1978年のトレード。
その前に江夏を簡単に放出した阪神は、子どもの僕でも何という球団だと思いました。
西武時代には『がんばれタブチくん』なるギャグ漫画となり、肥満体のダメダメキャラとして映画化もされましたが、僕は嫌でした。
しかし田淵さんは元々良いとこのお坊ちゃんで、入団時にお母様からボクちゃんと呼ばれていた事などがあり、ホンモノの良い人。
人を疑ったり、ナナメからモノを判断しない。
ご本人を知る方のエピソードで悪い話しがほとんどない。それだけにプロスポーツの厳しい闘いには不向きな性格だったとも言われています。
田淵が王の半分でも努力したらとんでもない選手になったとか言われていますが、それも含めて田淵なんです。つまり天才だったとも言えます。
とにかく人の良い田淵さんは、あれほどの仕打ちを受けた阪神タイガースとも簡単に和解しています。
やはり、野球人としてだけでなく、人間としては素晴らしい方だと思います。
いや、田淵さんおめでとうございます。
あなたの事や阪神タイガースの事を書き出すとキリがない。
いつまでもお元気でいて下さい!