みなさんは物を買う時に値切ったりしますか。
先日購入したギター、ES335。
今回も最後は価格交渉をしました。
東京ではあまりない事らしく
ましてや楽器の購入に場違い的な雰囲気。
いつも驚いた顔をされます。
『ところでこのギターはおいくらになりますか?』
『は?プライスカードに書いてあります。』
『いや、だからこれからいくらになるかと聞いているんですが、、、。』
『、、、、はぁ、少々お待ちください、、。』
この時、店員さんは僕を変な客だと半信半疑です。
これが大阪の場合こちらから言わなくても、プライスカードに価格が出ていても
『とりあえず端数は切りますよー。』と、勝手に値切りを出して来てくれます。
その話を会社の東京支店の者に話したら
『そんなのオカシイですよ、有り得ません。』
と、まるで反社会的な人間の様だと言われてしまいました。
しかしよく考えて下さい。
この資本主義経済の上で生活する我々。
物には価格があり、価格には競争があり、売る側は自分の利益と市場価格に基づいて販売価格が決められています。
実際、プライスカードに掲載されている価格が限界ならばいいですが、消費者は市場の価格など、今ではスマホで簡単に調べられる時代です。
少なくともその確認くらいはしても当たり前だと思います。
実は僕も仕事で価格には苦労しています。
原価と利益と、常に頭に入れて交渉しています。
だからと言う訳ではありませんが、
店舗の場合、個人のサイフを開かせるのであれば尚更。この景気の悪い、一部の富裕層しか潤っていない時代に価格について質問しても、いや、むしろ何も言わずに購入する方がオカシイと思います。
偉そうに何言うんだ、所詮ギターなんか贅沢品じゃないかと言われるかもしれませんが、それは違う。
僕の場合、音楽はライフワーク。
そこで使うギターは一番大切な物。
それも何年も前からずっと検討して今回を迎えているので、思いつきや無駄遣いではない。