こんにちは。
カバーがオリジナルを超えた曲シリーズ
どうしても両方好きな場合
どっちも良い!なんて書いてしまいますが
今回はハッキリ、超えた曲を紹介します。
The Small Faces
『Runaway』
オリジナルはオールディーズの代表曲、デルシャノン『悲しき街角』です。
1961年のヒット曲で、当時日本でも坂本九、飯田久彦、ブルーコメッツなどがカバーしていますので、まだ生まれていない僕も知っていたんですが、まさかスモールフェイセズがこの曲を取り上げるなんて、全くノーマークでした。
ふざけた様な(ウォ〜、ウォ〜、ウォ〜オオオ)からはじまるスモールフェイセズバージョンは、この後スネアドラム1発でマキシマムR&Bになって、ギター、ベースライン、ドラムと、誰の曲でもない、完璧なスモールフェイセズ節になっています。
オールディーズ原曲で最高に仕上がっているナンバーワンの曲に間違いないと僕は思っています。
あまりにカッコいいので僕も何度か演奏していますが、スティーブマリオットのボーカルとロニーレインのセンスは辿り着けない域に達しています。
この曲こそカバーがオリジナルを超えた最高の曲ではないでしょうか。