正月に観た映画のおまけ | mizuochi understanding

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ロックンロールバンドのブログです。

こんにちは。

 

もう今週は正月に観た映画の話しで終ります。

 

まだ書くんかい!ってお叱りがあるかも知れませんが

 

今日は「この世界の片隅で」ではなく

 

その前に観た1本について。

 

原作・企画みうらじゅん、監督・安西肇

この二人、NHK BSで放送している「笑う洋楽展」でおなじみのコンビ。

毎回、テーマを選定して、洋楽のPVを流すのですが、

この二人がしゃべりまくって全然音楽が聞こえないという

信じられない音楽番組です。

PVを観ながら全く個人的感想、それもほとんど僕らがコタツに入って

バンド仲間たちとグダグダ話している様な内容で番組が成立しています。

 

ただ、それが楽しくて毎回観ています。

そのコンビが、それもイラストレーターの安西さんが初監督、

さらに「ロック&ポルノムービー」なんて謳い文句で宣伝された日にゃ

観たくなるでしょう!?

 

「変態だ」

 

チケットセンターでどの映画ですか?と聞かれ

このタイトルを口にするのはなんだか恥ずかしかったです。

それも夫婦割引のチケットだったので、、、。

 

オープニングからモノクロの足元を追いかけたアングルで

音楽もさすがにロックムービー!って感じでとても期待が持てました。

田舎から上京した主人公が東京の2流大学に入り、ロック研究会に入り浸り

やがて売れないミュージシャンとして何とか生きて行く物語、、、。

と、書けばとても面白そうです。

確かにそこまではとても面白そうな予感満載で観ていました。

やがて、平和な家庭を持つ主人公が、実は人に言えない性癖を持っていて

離れられない関係の女性がいて、、、。

そこからは敢えて書きませんが、ストーリーの展開など、驚いた事に

僕が高校の時に文化祭で作った8mmと同じ感覚、、、!?

バカ丸出し、、、。

ロック好きのバカは共通なモノがあるのか?的な内容でした。

当然僕の作品(と言うか、その8mmも当初は犯人役のいち出演者だったのですが

当時ウチのバンドのドラムが監督をしていたので、途中からは脚本も直して

演出も僕がやってしまったというシロモノです)は高校の文化祭で放映するモノでしたから

エロは表現できませんでしたが、狂ったような展開は同じ匂いのするモノでした。

 

確かにエンタテインメントとしての映画として、もっと下らないものもあるでしょう。

いわゆるB級の愉しみはありました。

ただ、年明け早々に夫婦で観に行く映画ではなかったかな、、、。

 

ただ、間違いなく、ロックでポルノでおバカな映画でした。

そんなものを観たくなる時、暇でやる事がない時には観て楽しめる作品でした。

いえ、決してケナシテいるのではありません。

年明けに嫁と行く映画ではないという結論。

 

好きな人は好きでしょう。

これを読んで、(お!面白そう!!)って思う人はいると思います。

そんな方は躊躇せずに観てください。

ただし奥様には内緒で。