20.マークブレゼジッキー | mizuochi understanding

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ロックンロールバンドのブログです。

こんにちは。

「もしもこのドラマーが僕のバンドに入ったら?」なんて

小学生みたいな事を書き続けて早20人目。

一時はパンク系ドラマーばかり続いていましたが

そろそろニューウェーブあたりに移行しております。

それでもまだ1980年代ですけどね、、。

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マークブレゼジッキー。
ビッグカントリーのドラマー。
ビッグカントリーはいまも活動が続いており
マークは一時期(1990年から1995年)バンドを離れていましたが
復帰して今に至ります。

ビッグカントリーと言えばチェックのネルシャツを着て
バグパイプみたいな音色のギターバンド。
2人のギターばかり注目されがちですが、実はリズム隊がスゴイ。

僕はピートタウンジェントのソロアルバム「チャイニーズアイ」で知ったのですが
このアルバムのドラム・ベースが彼らで、驚く程のテクニックを駆使しています。
何がスゴイって、完全にスタジオミュージシャンばりの演奏力で
尚且つブリティッシュロック系統の味も加味しつつ、それは想像以上でした。
なんでもピートの弟・サイモンタウンジェントと以前に組んでいた関係からだそうですが
ベースのトニーバトラー、そしてドラムのマークのリズムは一線を超えたレベルです。

マークブレゼジッキーのドラムはタイト。
パンクドラマーの「タメ」「ツッコミ」とか、そんなレベルではなく
タイム感は抜群。なのに余裕の「ユレ」を見せたり、予想外のフィルインなど
ある意味一筋縄で行かないドラマーです。

それだけの腕前だった彼がバンドを抜けていた間、誰が穴を埋めていたか。
かのサイモンフィリップス。
そりゃ、埋まるわ。サイモンフィリップス。

それだけのドラマー・マークブレゼジッキー。
はて、我がバンドに来たなら、、、、。

圧倒されて、逆に歌い難いと思います。

中年になったら、「チャイニーズアイ」みたいなサウンドをやりたい!なんて
そう思っていましたが、この歳でもロックンロールをやっています。

所詮、僕には高等技術のスタジオミュージシャン系は似合わないのかも知れません。