1.リンゴスター その② | mizuochi understanding

mizuochi understanding

ロックンロールバンドのブログです。

こんにちは。

新シリーズを書き始めたら

最初から1回で終わらず2回に渡ってしまいました。

引き続きリンゴスター、その②です。

{194845FF-1757-4935-AF8F-4025AB87DBB0}

第一回は僕のビートルズの出会いからドラマーであるリンゴスターの存在と、テレビを見てドラムのスタイルはこうなんだと勝手に刷り込まれた影響力を書きました。

今回はこのシリーズの意味である、僕のバンドにどうなのか?について。

まずリンゴスターのドラムの評価はさておき、初期ビートルズのナンバーを聞き直してみたいと気がつきました。
例えば『シーラブズユー』では右手のハイハットに重点を置き過ぎ。これは『抱きしめたい』にも同じことが当てはまります。
ただこの様なハイハットの使い方も以降のビートバンドの教科書的な影響を与えています。
ただリンゴスターは実は左利き。
ではなぜ利き手でない右手のリードが強いのか。
その理由はリンゴがドラムとはビートバンドにおけるリズムパートのドラムの中で、右手で刻むハイハットを無意識に重要視していたんではないでしょうか。

勝手に僕の仮説で書いてますが、僕にはそう聞こえます。
そしてこのポイントが一番の原因で、例えばチャーリーワッツのドラムと比べると、この右手のハイハットの使い方が違う。
右手のリードが強いとリズムは安定してもスネアが刻む様なタイム感に聞こえ、主役がどちらか分からなくなってしまいます。
僕の好みですが、ドラムの主役はあくまでスネアドラム。以前一緒に組んだドラマーに注意されましたが、僕はドラムのスネアを聞いてリズムに乗ります。これが正しいのか、間違いなのかは別問題として、完全に僕個人の聴感と感覚での好き嫌いです。

あと最後にリンゴスターは練習嫌いだったそうです。
その結果、フィルインは左手からしか叩けないとか、その後のリズムが少し揺れるなどはありますが、それでもリンゴスターは間違いなくあのビートルズのドラマー。
シルバーのラディックのドラムセットと叩くスタイルはカッコイイ。
『イエローサブマリン』を聞かなかったら僕の印象は大きく違っていたと思います。

今回、2回に渡ってリンゴスターを書きましたが
気を悪くされた方、先に謝っておきます。
リンゴスターは下手だとかは書いていませんが、以前ベイシティローラーズを書いて結構噛みつかれたことがあるので、、、。