先週に
ギターを通販で買ってはダメ
と書きましたが
なんともったいない!と言う方がいて
お叱りを受けるのかな?と思ったら
なぜその時に声をかけてくれなかった!と言う購入希望者でした。
、、、、、、。
知らんやん。
さて、今回は
僕のテレキャスター歴を振り返ってみたいと思います。
中学生の時に家にあったガットギターからスタートし、バンドを組むにあたってドラムをひとつづつ買い、編成が変わってメインボーカルになると共に購入したテレキャスター。
エレキギターとしては2台目で、それまで持っていたグレコのセミアコ335モデルの後でした。
コードカッティング、ストロークしか出来ない僕の腕に適したギターとして選んだテレキャスター1号機は、ナチュラルに黒いピックガードのついた1952年コピーモデル。メーカーはトーカイで、ギターの造りはかなりしっかりしていました。
このモデルはブルーススプリングスティーンが元気に掻き鳴らしたモデルで、(エレキでもストロークしてエエんや!)と思った事と、ナチュラルな仕上がりがカントリーな雰囲気があって気に入りました。
今どきならYouTubeで、なんでも動画を見られますから、弾き方なんかもすぐに分かりますが
僕らがバンドを組んだ頃はレコードをカセットテープに録音して、何度も何度も巻き戻して聞きながら、頭で弾いてる姿を想像していました。
そんな時代なので、(エレキをストロークしてエエのか?)みたいな、今では愚問の様な事が真剣な研究課題でした。
さて、このトーカイ テレキャスター。
当時、確か値引きして貰って55,000円でした。
ネックの指板はローズウッドで、この1号機以降は全てローズネックを選びます。
とても弾きやすく、滑りにくく、手に馴染むネックでした。
ただ、唯一の難点はピックアップで、ライブハウスでは狂う程ハウリングしていました。
当時のライブハウス側PAに問題があった事も否めませんが、ギターの原因も間違いなくあった事も事実です。
最近、トーカイのギターは造りが良いと評判で楽器屋が自慢気に話していました。
彼曰くは、
フェンダーUSAと比べても引けを取らない。金額で言えば3割以上の価値がある。
つまり、USAのギターが200000円したらトーカイは140000円以下。やっぱりメイドインジャパンですよ!
と、爆買いのアジア客相手みたいなセールストークを誇らしげにしていました。
知っとる!っちゅうねん‼︎
結局、非常に弾きやすいギターでしたが、最終的にはハウリングの問題で手放す事になり、最後は廃品回収の兄ちゃんに2000円で売りました。