先週末の土曜・日曜は
母の弔問に来ていただいた方とお話しが出来たり
親族との交流があったりと
充実した時間が過ごせました。
そんな中、高校サッカーの応援にも駆けつけました。
高校3年、最後の選手権大会予選です。
この大会は3年生にとって、負けると引退という最後の大会。
強くなっていると噂では聞いていましたが、実際の試合を見せてもらうのは初めて。
すでに5回戦まで進んでいてシード校ながらも、緊張感は並大抵ではなかったです。
試合前に教え子の親御さんの顔を見つけ、懐かしさのあまりこちらから挨拶をしました。
なぜか僕が来ることが噂になっていた様で驚きです。
ベンチ裏で選手と目が合い、頑張れよと手を挙げました。
先発メンバーの前線3人はいずれも僕と一緒に戦った選手たちで、ポジションまで同じです。
さらに身体は大きくなっていますが、プレー中の仕草などは小学生の時のまま。
思わずエールを送りそうになりますが、みんな驚くほど頑張っていて嬉しくなりました。
思わずエールを送りそうになりますが、みんな驚くほど頑張っていて嬉しくなりました。
エースの10番は圧倒的なスピードで相手を置き去りにし、テクニシャンの8番は更に進化していました。
小学生の頃は膝の故障で悩んでいた14番も元気にフル出場して右サイドを何度も上下していました。
小学生の頃は膝の故障で悩んでいた14番も元気にフル出場して右サイドを何度も上下していました。
彼らのプレーが観れただけでも感動モノでしたが、ベンチ裏の僕の横で、ベンチにも入れない選手と共に応援団長をしていたのが小学生の頃のキーパー。
精一杯の声を張り上げ、必死に応援しています。
試合途中で声を掛けるのもなんなので知らないフリをしていました、
あまりの必死な声で、泣けて来ました。
試合途中で声を掛けるのもなんなので知らないフリをしていました、
あまりの必死な声で、泣けて来ました。
彼らを指導していた頃、試合に出られない選手も一緒に戦うんだと僕は教えていましたが、
僕自身はそれができなかった選手でした。
自分が出ていない試合なんか負ければいいとさえ思っていたほどです。
僕自身はそれができなかった選手でした。
自分が出ていない試合なんか負ければいいとさえ思っていたほどです。
キーパーの彼は試合後半では声も枯れ、裏返った絶叫に笑う観衆もいましたが、
僕は彼にこそMVPを与えたいと思いました。
僕は彼にこそMVPを与えたいと思いました。
試合は5-0で危なげなく勝ちました。
これでベスト16。
また次に繋がります。
また次に繋がります。
試合後、選手たちが挨拶に来てくれて笑顔で話すことができました。
その後も来客があり、急いで帰りましたが、本当に観に行って良かったです。
僕はまだ四十九日まで色々ありますが、時間があればまた行きたいと思いました。
彼らからは生きている生命の躍動を見せつけられ、本当に元気を貰いました。
一生懸命って、いいですね。