こんにちは。
10月に入り、まだペースは落としていませんが
新しいコーナーを作りました!
「影響されたアルバム」
僕が影響を受けたレコ―ドやCDのアルバムを紹介します。
なぜ、どこに、どれだけ、どんだけ~!?
影響されたか。
またこれを読んで、僕のバンドをご理解頂ければと思います。
影響されたアルバム
The Clash / LONDON CALLING
ザ・クラッシュ / ロンドンコーリング
1979年発売。
このブログでも再三紹介しているアルバムです。
まず最初に。
このアルバムは2枚組LPながら1枚分の価格で販売されています。
この後のアルバム「サンディ二スタ」もそうですが
このような心意気ひとつが僕を惹きつけ、一生離さないアルバムとなる
最初のキッカケです。
クラッシュを知ったのはこのアルバムが発売される少し前で
NHKのニュースでピストルズを観て、パンクという認識だけはありましたが
その代表格バンドのひとつとして知っていた程度で、正直な所「白い暴動」1曲では
ここまで好きになりませんでした。
FM大阪で(るぱんさぁんせ~)の声優だった山田康雄さんがDJをされている
音楽番組を聞いていて、その中でクラッシュの特集があり、一つ一つの
エピソードを聞くうち、知らない間に拳を握りしめ、
(俺のヒーローが現れた!!!)
と、思いました。
冒頭に書きました貧乏な若者が買えるようにと値段を下げたり、
社会の矛盾に真正面から意見を述べたり、
戦争に対する反対表明を明確にしたりなど
僕が待ちに待っていたヒーローにように思いました。
その音はデビュー時の頃と違い
ロックンロール、ジャズ、レゲエ、スカなど、後々のクラッシュの方向性を拡げる
足枷となるだけでなく、クラッシュがいちパンクバンドの枠から
世界的なロックバンドと認められる1枚となります。
とある雑誌では「1980年代の最高のアルバム」に選ばれるなど
このアルバムの評価はパンクどころかロックファンを超え、一般的にも認知されました。
ただ、忘れてはならないのは1曲1曲の詞。
すべての曲にクラッシュのメッセージがあり、このアルバムを聞いてから
なぜ歌うのか?という普遍的な問題さえ答えが聞こえた様に思いました。
1曲目の「ロンドンコーリング」はイントロから圧巻の凄味で
いまだについ弾いてしまいます。
それは2曲目「新型キャデラック」も同じ。
3曲目の「ジミージャズ」はバンドで何度も演奏しました。
4曲目「ヘイトフル」でキーボードに驚きますが
続く「しくじるなよルーディー」で、自分たちに向けた歌だと錯覚し
「スペイン戦争」ではコード進行に感涙しました。
当時のベースの彼に聞かせて共感してもらったのが「ロストインザスーパーマーケット」。
「死か栄光か」もバンドで何度も演奏しましたし
「アイムノットダウン」は今でも落ち込んだ時に聞く曲です
「トレインインべイン」はドラムでよく叩きました。
すべての曲が絶品ですが、詩の内容を別にすれば一番好きなのは
「ラバーズロック」です。
曲の終わり方が曖昧で、そこだけは、、、という感じですが
あのギターで始まる(イントロナンバー1)は間違いないです。
唯一、1曲だけ、当時飛ばして聞いていたのは
ポールシムノンが歌う「ブリンクストンの銃」です。
今、再び聞くと、いいレゲエですけど、当時はボーカルの稚拙さに
苦笑いしていました。
どちらにしても、このコーナーを始めるに際して
まず紹介したいアルバム、一生聞き続けるであろうアルバム、
いろんな意味で、生きる意味も含めて、大袈裟に聞こえるかも知れませんが
影響受まくりの1枚です。
もし、聞いた事がない方は是非、お聞き下さい。
間違いない、と思います。
いきなり初回から「ロンドンコーリング」とメジャー所ですが
バンドをやっている人が「影響を受けた」とか言うと
みんな良いカッコしてすごく古いブルースや、誰も聞いた事がない
ルーツミュージックなどを挙げる人が多いですが
僕は(好きなモノは好き!)と恥かしげもなく紹介していきますよ!
次はアレかな?ちょっとメジャーではないかも、、、(笑)!