最近、My favoriteシリーズが秒読み態勢となって
次から次へ紹介していますが
今回は前回から繋がって紹介しなければならないバンドです。
My favorite 92
The Sarchers

1960年代のリバプール出身では
ビートルズに次ぐ出世らしいです、、。
しかし、他のビートバンドを比べて
写真を見るとヘンに整った、というかマトモすぎな印象ですね。
ところがこのバンド、60年代中期ごろには
フォークロックの元祖と言われていました。
確かにシングルヒットは数多く
「針とピン」、「ウィークインザルーム」、「ラブポーションNo9」
この3曲はリバプールサウンズ、ブリティッシュインベンション、60年代ビートグループなどなど
この時代の代表的な楽曲として、数あるバンドがカバーしています。
ただ、このバンド1963年のシングルデビューからわずか3年でヒットしなくなります。
フォークロックの元祖と言われながらも、アメリカでロジャーマッギンらがバーズで売れだすと
全く音沙汰もなくなり、そのブームは去ってしまいます。
そんなバンドですが、僕がなぜ今回取り上げたか?
理由はこのCDです。

タイトル
「ホリーズVSサーチャーズ」!!!
なんちゅう企画!
ただ、このCD、憎いほど的をついた選曲で
入門編としてはうってつけのアルバムでした。
この頃、ブリティッシュビートのバンドをエラそうに語っていましたが
お金のない僕は手取り早くこのCDですべてを知ったような顔をして
語っていたんですね~、薄っぺらいですね、、、。
そんなサーチャーズですが、バーズと比べて確実に違いがあったのは
オリジナル曲とギターサウンドです。
サーチャーズは他人のヒット曲をアレンジして売れる為に努力し
バーンズという、その後誰も使わないギターを使っていますが
バーズはリッケンバッカーとサイケなオリジナルがありました。
バーンズのカッコ悪さとリッケンバッカーの良さがその後に影響あったというのは
言い過ぎでしょうか、、、、?