My favorite 88 「理想の女性」Karla Bonoff | mizuochi understanding

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ロックンロールバンドのブログです。

こんにちは。

先週末に奥歯を抜いて

日曜に日本が負けて

なんだか忙しく仕事しながら

ふと気付くとポッカリ空いた心の隙間。

こんな時に聞きたくなる音楽が今日紹介する人です。


My fvorite 88
Karla Bonoff



1970年、後にリンダロンシュタットのバンドメンバー・ケニーエドワーズらと
ブリンドルというバンドを結成しデビュー。
このバンド、当時のウェストコーストを支えたメンバーで結成されており
1枚のシングルだけで解散してしまいますが、
しばらくはそのメンバーらのバックコーラスなどで細々と活動していました。
そんな彼女を一躍有名にしたのがリンダロンシュタットで、彼女のアルバムへ
楽曲の提供をしてからソロデビューへと繋がり
1977年「カーラボノフ」でデビュー。
その繊細で可憐な歌声はリンダロンシュタットとは双璧な印象でした。
続くアルバム「ささやく夜」(上記写真)は1枚目より更にポップな路線で
彼女の人気を不動のものにしました。
僕は3枚目のアルバム「麗しの女~」もよく聞きますが
カーラ自身の魅力は「女性らしさ」だと思いますので
そういった意味からは2枚目が最高の評価を得ているのも頷けます。


カーラボノフの作る世界、作品の中の主人公は
控えめで、内気、真面目で純粋、不器用なくせに性格は良いという
いわゆる純情可憐な乙女です。
少なからずとも本人にもそんな所があるのでしょう、歌声や演奏にも
その片鱗が見え隠れしています。
正直なところ、アメリカの女性では珍しい存在、でしょうか?
そんな所に惹かれてしまいます。

デビュー時のバンド、ブリンドルですが
シングルを1枚出して解散していますが1995年に再結成してアルバムを出しています。
その7年後、2002年にセカンドアルバムを出してのんびりと活動しているようです。

ちなみに
ブリンドルとは「まだら」という意味でフレンチブルドッグの色種名です。
白い「クリーム」、茶色の「フォーン」、白黒斑点の「パイド」
そして黒に茶色が少し混ざった「ブリンドル」。
我が家のボノくんはブリンドルで、子犬の時は真っ黒でしたが
大きくなって茶色が混じってきました。
既に暑さが辛いらしくブーブー、ハヒハヒ言うてます。