12月に入りました。
誰もがバタバタしています。
でも、なぜか暇よりはいいなと思うのは間違っていますかね?
日本人特有の生真面目さからか、文化の違いか
ゆったりバケーションを過ごせない僕ら。
アメリカの南部では、こんなじゃないんでしょう、、。
きっと。
第25回 HankWillams

以前に僕はカントリーの影響が強いなんて書きましたが
そもそもカントリーと言えばハンクウィリアムス。
カウボーイハットにななめのニヤケ顔。(写真左↑)
ハンクの「Lovesick Blues」は忘れていても5年スパンで思い出したように聴いています。
ええ?5年って長い?
いやぁ、ウソ書いてもしょうがないので本当のことを言いますがだいたい5年くらい、が正確な所です。
そのハンクは1947年からわずか6年しか活動していないにもかかわらず
カントリー&ウェスタンのジャンルにおいては歴史的重要人物となっています。
彼はそもそも黒人からギターを習い、ブルースをスタートとしながら名曲を作りました。
29才でステージの移動中に亡くなる時も新曲を作っていたような形跡を残しています。

「HonkyTonkBlues」「HeyGoodLookin'」「HarfAsMuch」は何回聞いたか分からないほどです。
「Kaw-Liga.]なんかは始めに聞いたとき、インディアンの焚火を連想しました。
しかし最も有名なのは「YourCheatin'Heart」と「Jambalaya」でしょう。
確か、「YourCheatin'Heart」は本人の伝記映画のタイトルになり、
「Jambalaya」はカーペンターズのカバーで有名。
どの曲も、どこかBluesの香りがするのは最初にギターを習った黒人からの影響でしょう。
そう思うと人間は繋がっているんですね。
人が暮らしていく中で、人種、種族などを超えて、どんどん融合していくのです。
音楽は目に見えませんが、空気を伝って、人を超え、国を超え、時代を超えていきます。
なんか、歴史的な人の事を書いていたら
壮大な事を語ってしまいました、、。
でも、そんなハンクがいたからこそ、アメリカ白人社会に
後のエルビス・キング・プレスリーを受け入れる社会が待っていたのです。
やはり、カントリーはロックに繋がっていたのです。