最近は「秋」と呼べる期間がすごく短くて
一気に冬へまっしぐらな感じです。
でも冬は嫌いじゃないです。
理由は夏より冬の方がロックっぽいから、、、。
だって、昼より夜、明るいより暗い、暑いより寒い方がロックでしょ?
反対意見もあるでしょうが、、、。
第6回 Johnny Thunders

前回、Ramonesを紹介した後、誰にしようかと思って
名曲「Chinese Rock」繋がりの彼にしました。
この曲自体がヘロインの歌で、ジョニーもジャンキーでした。
彼のデビューは1973年、かの有名なNewyorkDolls。

ヒドい顔。
ルックスのドギツサに嫌悪感を示す方もいるとは思いますが
サウンドはカッコいい。
わずか2枚のアルバムでドラムのジェリーノーランと共に脱退。
JohnnyThunders&TheHeartbreakersを結成。
1977年に名盤「L.A.M.F」を発表。

このアルバムに冒頭の「Chinese Rock」も収録されています。
とにかく、ロックとは何か?大きく言えば音楽の概念も変えられてしまうアルバムです。
まず信じがたいですが、リズムが与太っている。
音程は不安定。でも、完璧に揺らいでいる。
まぁ、言葉で書ききれません。カッコいいのは間違いないです。
但し、1回聞くだけじゃわかりません。僕も何度か聞くうちに中毒になりました。
そして気付きました。
ロックに何が必要か。
誤解しないで頂きたいので書いておきますが
僕はロックには麻薬が必要だ、なんて言ってません。
周りにビニール袋を持った友人が何人も悲惨な結末を迎えていた頃から
むしろ嫌悪していました。脳がスカスカになるのは忍びないです。
ロックに必要なのは、ロールです!
上手く纏めたつもりはないですが、ロックの大御所さんにも聞いてみたいです。
どちらにしてもこの年代のロックは
それ以降に多大な影響を与えています。
今のバンドがカッコいいかどうかは、
この時代から繋がっているかどうかです。