僕らはレコーディング中と書きましたが、
実はレコーディングってスゴク時間が掛かる作業です。
大まかに書くと、録音~ミックスダウン~マスタリングとなりますが
録音にしても僕らの場合、
1・リズム隊、2・ギター、3・その他の楽器、4、ボーカル
と、単純な構成なんで救われますが、1曲が完成するのに5時間くらい掛かるので
何日も掛けて作業が続きます。
レコーディングの話しは次の機会で詳しくするとして、今回は僕らと同じ3人組のバンドです。
第2回目 「The Jam」
第1回で紹介したDr.Feelgoodの切れ味も凄いですが、このバンドも凄い。
時代的にはPUNKの嵐が吹き荒れ出した1977年。
よく「PUNK3大バンド」とか「ニューウェーブの台頭」とか言われてましたが、
彼らは紛れもなく当時の僕に【MODS】という生き方を教えてくれました。
何度も繰り返しポールウェラーになろうとチャレンジしましたが、失敗の連続。
日本のMods MayDayみたいなライブイベントにも出ましたが、
周りを見渡せばポールウェラーになれない「お猿さん」が沢山いました。
ええ、僕は「お猿さん」にもなれずにゴリラでしたが、、、(笑)。
日本人にはなかなか似合う人が稀なスタイルです。
ただ、あの頃、高校生だった僕がルーズリーフ(わかるかな?ページを増やせるノートです)
の表紙に、
In the city there's a thousand things I want to say to you
But whenever I approach you, you make me look a fool
-In The City By Paul Weller
と書いていました。
この気持ちが今も続いているのでバンドを続けています。
「言いたいことが山ほどあるねん!アンタにアホみたいと言われても!!」
僕のロックのスタートであり、原動力です。これがなくなるとバンドは辞めます。
熱く語ってしまいましたが、いまだにオーディオ機器を買う時は
「In The City」のリッケンバッカーが正しく鳴っているかで判断しています。