
こんな気まぐれ野郎でも、コイツだけは本気で、やってきた。
時に自分自身に怒り、許し、嘆き、歩き、進み、微かな喜びは直ぐに消え、
望みもしねぇ、おどけピエロにも時にはなった。
少しずつ扉を開いてきた、上京からの24年間。
まだ、腹の底から笑えねぇ。
1つも腹の底から、笑える理由が見付からない。
自分自身に、腹が立って、どうしよう無い気持ちになる度に、新たな標的が欲しくなる。
いつも、その標的に立ち向かう時には、とてつも無いPowerがいる。
目ん玉がギラギラして、頬が痩け、肉体も精神もクタクタになるだろう。
今までも重々、骨身で味わってる。
「また、そこへ行くか?それとも、もうご免か?」
俺が俺と闘う事もある。
けれど、そいつを覚悟しなきゃ、今までも一筋の光は見えなかったし、掴めなかった。
そう、行くだけだ。
その時を、見定めてよ、また。
今、このブログを書いてる、これ位の深夜が、一番冷静に自分の欲求と向き合う事が出来る。
また新たな扉を開けないと、フニャケて心が死ぬ。
心が死んでいるのは、存在していないのと同じ。
何かに、取り付かれた様な焦燥感。
悪くねぇ、これがまた。
本能的な血が体にドクドク流れ、生きてる心地がタマラナイ。
さあ、また、新たな標的へと出掛けるとしよう。
この日のリハーサル時に見えた風景、やたらと焦燥感が溢れたのを強烈に覚えてる。

Photo/Shibuya Club asia 2014/7/4