東日本大震災で被災した者です
水や食料はもちろんですが

当時避難所で私が欲しいと思ったものを
以下に書き込みます
 
【今自分が置かれている現状の把握と
  災害に関する正しい情報 】
・被災のショックで難しい言葉が
 理解できなくなっていきました
・わかりやすくそして口調を静かに
 教えて頂けると助かります

・確実でない情報は教えないでください
通常時よりも大変混乱します
 

 
【 歯ブラシ・歯磨き粉等 】
歯磨きができない状況が何日も続き
大変気持ちが悪い思いをしました
人間らしい生活を失ったと感じました

 

【 防寒着 】
割り当てられる毛布の枚数も決まっており
身に着けられる防寒着は
真冬に外で作業するためにも必要でした
・行方不明の家族を探す

・薬や食料を頂くために外で並ぶ必要がありました
・役所での手続きや水の調達など様々な動きがあります
・避難所自体 長い間暖房が足りない状況でした

 

【下着 靴下】

・同じ下着や靴下を身に着けえ続けると
汗を吸わなくなり身に着けてはいても
かえって冷えるようになりました


【 カイロ 】
暖かいものを身に着けていられるので
あると大変助かります


【 コンタクトレンズのケア用品 】
・ケースや洗浄液
・手を洗うための石鹸と水
・眼鏡
当時コンタクトレンズを使用していました

本当であれば清潔な手で外し
眼鏡に切り替えるべきなのですが
手を洗う石鹸も水もなく
替えの眼鏡も持っていませんでしたので

目に入れっぱなしで何日も過ごしました
大きな余震が続いていましたので
裸眼の視力では避難が難しい状態でした
これは本当に困りました
 

 

【 ヘアブラシ 】
冬場の避難で
何日も外で焚火にあたっていた状態で
その上入浴や洗髪ができず
子供たちの髪もすぐにぼそぼそになりましたので
せめて梳かしたいと思っていました

 

【 肌を保湿できるクリームや乳液 】
・入浴できない状態が続くと
 指先も頬もひび割れてきます
 栄養状態も悪かったので
 よく指先が裂けました

 

【 生理用品 】
・必ず必要です

 
【 暖かい着替え一式 】
・津波や雨や雪に濡れて避難する人がいます
 命を守るために必ず必要です

 
被災した当時
欲しかったものを書きました
また 思い出したら追って投稿致します
 
災害は一つとして同じものはありません
東日本大震災の時
私が必要だったものを書きましたが
すべての人が同じではありませんので
その点をご理解ください 

 

すみません追記します

 

【 持病の薬 】

【 痛み止め 整腸剤 】

・持病の薬については後日

 被災した人達が日赤病院までバスで送迎され

 玄関先に並び通院の有無や必要な問診があり

 配布して頂きました

・被災した夜 とても頭が痛くなり困りました

・おなかの調子を崩す方もいました

【 温かい食事 】

避難所の近辺の皆さんが

おにぎりなどの食べ物を

冷めないように発泡スチロールに入れて

配布してくださいました

芯から冷えていましたし不安でしたから

子供たちに温かいものを食べさせることができ

本当にありがたかったです 

 

 
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