朝から長文ですみません<(_ _)>💦

それでも 

多くの皆さんにお願い致します

            TIPS2号

 

№292 R5.9.19投稿

「 ひとりの津波経験者としてお願いです 」

 

昨夜 というか

朝がたの地震 怖かったですね

皆様は大丈夫でしたか

 

 

今朝のSNSでの投稿にも

昨夜の地震についての内容が

多く投稿されていますが

 

特に気になるのが

「備えあれば憂いなし」

「備えているから大丈夫 怖くない」

という内容のものが目に付くことです

 

その憂いがないという

心配がないという

自信に満ちた備え

 

例えば その後 

津波の避難が必要になって

まだ暗い中

なりふり構わずに

家族を連れて

高台にすぐさま走り出す

その命を守る行動をする

家族やご近所の姿を想像しての

覚悟でしょうか

 

それとも 物が揃っているから

少々の地震さえおさまれば

我が家は安心です 

というだけの備えでしょうか

 

昨夜は津波が来なかった

警報が鳴らなかったから

よかったようなものの

 

海辺の人間は

「津波の心配はありません」

その一言を聞くまでは

決して安心できないのです

 

一度津波にあった人間は

備えを万端にしていても

その上で さらに

「家族を守れるだろうか」

「逃げ切れるだろうか」

そう 心配し続けて生きています

 

「備えあれば憂いなし」

この言葉を額面通り受け取ると

自分でも気づかないうちに

油断が生まれはしないでしょうか

 

震災前の私にはこの言葉の

表面上の意味しか

見えていませんでした

 

震災後の私は

「備えて憂う 憂い続ける」が

真実なのだと強く感じています

 

東日本大震災の数日前も

大きな余震がありました

今回もそうとは限りませんが

どうか 物の備えで安心なさらずに

有事の際には

即時に安全な避難行動をとれるよう

命を守る備えをお願いいたします

 

大きな災害がないことを

切に祈ります

みんなの命が守られますように

大切な人とずっと一緒に寄り添えますように

#出来ましたらシェアをお願いいたします

#語り部佐藤麻紀

 

9月に思うこと

 

 

 

 

 

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