№272 R4.8.4投稿

「普段の顔で暮らすこと  」

 

震災の時は

 

みんな みんな

 

大切な誰かを亡くしていて

 

それも 大勢の

 

愛する人たちを亡くしていて

 

そんな状況でしたから

 

悲しみや痛み苦しさ

 (誰もがわかるように書くと)を
 

我慢した人が

 

見えないだけでたくさんいて

 

それでも 普段は顔に出さず

 

いいえ

 

もう10年以上過ぎたのにと

 

そう思われることも知っていますから

 

尚更 感づかれないように

 

そうして生きてきましたよね

 

大きな災害で愛する人を喪うと

 

みんなが同じ状況になってしまって

 

誰にも苦しみを吐き出すこともできず

 

自分の中にしまい込むしかありません

 

心に蓋をするのは

 

とても苦しい作業です

 

蓋をしてしまいこんだら

 

被災後の日常が待っているのですから

 

また 普通の顔をしなければいけません

 

でもそうやって

 

愛する人を喪った苦しみを抱えて

それでも私たちが生きている意味を

 

たった一度でいいから

皆さんご自身に置き換えて
深く考えて欲しいのです

 

「そんな苦しい生き方は

  絶対にしたくない 」

そう 強く思って欲しいのです

 

どうかお願いです
 

私達の後悔を

活きたものに変えてください

 

災害で命を喪わないという
現実に変えてください

 

津波があった日から

容赦なく時が流れていきますが
誰もが大切な人と寄り添って

穏やかに暮らせることを
願ってやみません

 

#語り部佐藤麻紀
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