№225 R2.3.11投稿

「 みんなの覚悟 」
 
今日というこの日
 
9年たった今だから
やっとの想いで覚悟を決めて
あの日 自分が体験したことを
 
書いてくれる人がいます
 
話してくれる人がいます
 
今日でないと 
伝えられなかった人が大勢います
 
震災の体験を公表するということは
あの日の自分と真っ向から向き合うこと
被災した当時の自分に戻ること
 
その覚悟がどれほどのものか
毎回 覚悟を決めて話している私には
痛烈に伝わってくるのです
 
身を裂く思いをしながら言葉を選び
心を読み取って欲しいと願った 
今日公表されている みんなの声
 
「 また震災の話か 」
 
「 毎年この季節は津波のことか 」などと
 
簡単に蹴り飛ばさず
 
できるだけ多くの人の覚悟に
目を向けてください
耳を傾けてください
 
どうか 聴く勇気を持ってください
 
震災のことを忘れないために
未来への伝承が必要ならば
そしてそれを縦軸とするならば
 
今この時 私達の時代のうちに
枝をどこまでも伸ばせるよう
横軸を太い幹にしなければいけないのです
 
細い幹 弱い幹は 
強い風が吹けば折れてしまいます
 
そんなことのないように
幹を太く・強くするのは
私たち みんなの責任だと思うのです
 
遠い未来の子孫たちへ送る
私達からの命の言葉です
 
「 どこかの誰かがやるだろう 」
 
見知らぬどこかの誰かに
命の言葉を託せますか?
 
被災していない人でも
大切なことを伝えることはできるのです
 
どうか 覚悟を持ったみんなの声を
我がこととして聴いてください
 
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