№200.H31.3.13投稿
「 風化の捉え方 」
東日本大震災から8年経ち
「 風化 」を心配する声が聞こえてきます
あれだけ心に誓ったはずの
震災を忘れないという想い
忘れてはいけないという硬い覚悟が
既に風化の影を見せ
多くの方がその様子に心を痛めています
時間の経過とともに忘れられていく
震災の話が風化していく
命を守るための話が途絶えてしまう
もし
そのように心配されている方は
一度 その風説から視点を移してください
「 忘れないという誓いや
忘れてはいけないという覚悟は
自分自身の中で風化してはいないか 」
「 喪いたくない人と
命を守る相談や約束は出来ているか 」と
ご自分に問いかけてみてください
出来ているのであれば
世の中が震災を忘れていくと嘆く事はありません
大切なのは 世の中の流れではなく
ご自身がどうあるかです
広い世の中を眺めて
災害の話が風化していくと嘆くことより
私達が 自分の身の回りにいる
本当に大切な人達との間で
命を守る話を風化させなければよいのです
東日本大震災は大きな災害でしたから
どうしても
世の中全体の意識向上に目が向きがちですが
災害時に喪いたくない一番大切な人は
私達のすぐ近くにいるのです
それを踏まえたうえで
私達の世代で
それぞれが大切な人と相談し合い
ご自身の身の回りにある命
次の世代にしっかり伝えることが重要なのです
人の命には限りがあります
震災を経験した私達には
世の中の嫌な流れを
気に病んでいる暇はないのです
私達 ひとりひとりが
自分の中の誓いや覚悟を持ち続ければ
「 風化していく 」という
言葉に惑わされる必要はないのです
広く世に知れ渡っても
時間の風に舞って消えてしまうような
脆弱な取り組みならいらないのです
何度踏みつぶされても
あちこちから湧き出てくるような
しぶとい伝え方が必要です
風化させないための核心は
必ず 私達の中にあるのです
出来ましたら
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#語り部佐藤麻紀