№192.H31.1.30投稿
「 目の前に家を失った人がいて 」
例えば ある日突然の大きな災害で
あなたの親戚や友人が
家を失い 家族を亡くし
食べるものも 着る物もなく
明日の生活の術がないと助けを求めて来たら
あなたはどうしますか
家に招き入れることが出来ますか
着る物や 食べる物 寝床を差し出せますか
家族を亡くした人に寄り添えますか
生活のめどが立つまで一緒に暮らせますか
着の身着のままで何日もお風呂に入れず
焚火で煤けた状態で
髪の毛は乱れ 顔は髭が伸び放題
怪我をして血が出ているかもしれません
きっと異臭もしている事でしょう
靴だって履いていないかもしれません
以前から知っているその人の姿ではないかもしれません
災害の影響でライフラインが止まった状況で
お風呂も使えないままの人に
自分の家族の服を差し出し
備蓄していた貴重な食糧を差し出し
汚れた体のままのその人を
あなたの家のベットや
布団を差し出して寝せることは出来ますか
家族を亡くし
辛い現実を受け入れられないその人は
日を追うごとに心が荒んでくるかもしれません
あなたの優しさを理解できないかもしれません
言葉すら発しなくなるかもしれません
人間の感情を失くしていくかもしれません
寄り添うあなたを疎ましく感じるかもしれません
あなたまで優しさを見失うかもしれません
災害後の生活は
皆が同じように取り戻せるものではありません
一週間や2週間ぐらい引き受けられる
そう思っていたものが 一か月 二か月
もしくは 半年以上かかることもあるのです
あなたが大丈夫と思っていても
ある日突然被災した人と暮らすことになった
あなたのご家族はどう思うのでしょうか
これまで大きな災害があっても
被害の少なかった地域の皆さんはこういいます
「 これまで大きな被害がないから大丈夫 」
「 普段被害が出るなんて思ってもいません 」
「 私達は大丈夫 被災地はお気の毒ですね 」
東日本大震災のように
多くのものを失くした被災者は
被害の少なかった地域の人に助けを求めます
それこそ命を繋ぐために必死の行動をします
皆さんのご親戚やご友人は
大きな被害が考えられる場所に住んでいませんか
いざという時
頼れる命綱はあなたではありませんか
今まで大丈夫だと確信していた土地に
大きな被害を伴う災害が起こることもあるのです
あなたが 助けを求める側になったらどうしますか
災害時の一時的な感情で
スムーズに出来るものではないのです
優しさだけではどうにもならないことがあるのです
あなたが家を失い 家族を亡くし
食べるものも 着る物もなく
明日の生活の術がないと助けを求める立場になったら
誰が受け入れてくれますか
受け入れてもらえた場合
どのような気持ちになると思いますか
そのことを ご家族にどう話しますか
ご親戚やご友人と どのように相談しますか
私が被災した時
助けてくれる人達がいたからこそ
今こうして生きていることが出来るのです
皆さんは
ご自分一人の力で生きられますか?
出来ましたら
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#語り部佐藤麻紀