№175.H30.9.7投稿
「 今 本当に必要なものは何か 」
被災地で困っている人に支援の物資を送ろう
心ある人であれば 誰でもそう思うものです
東日本大震災の起きたあの日
津波で様々な物を失った私達も
全国の皆様から 暖かいご支援を沢山いただきました
今でも 皆様への感謝の思いは増すばかりです
しかし 今回の災害を機に
今まで記事にすることをためらっていた部分を
書かせていただきたいと思いました
お気に障る部分が多々あると思います
どうかお許しください
被災した当時
全国の皆様から暖かいお気持ちとともに
それは多くの支援物資を届けて頂きました
ですが その中には
頂いても困ってしまうものがあったのも事実なのです
今後支援物資を被災地に送っていただく前に
どうかもう一度
熟考して頂けますようにお願い致します
頂いても困ってしまう衣類
●お遊戯会で使用したお子さんのステージ衣装
●使用済みの下着類
●普段着にできない華美な衣類
●傷んだ礼服やスーツ
●その季節に必要のない衣類
●洗濯されていないもの
●着物や浴衣・ドレス
頂いても困ってしまう食料品
●賞味・消費期限の切れそうなもの・切れたもの
●開封済みのもの
●冷蔵の必要があるもの
●傷みやすいもの
●不衛生な物
時期や状況を考えて頂きたいもの
●千羽鶴等
●被災地との絆の証となる記念品のようなもの
●日常では使わない物品
避難するということは
自宅に身を置くことが危険であったり
地震で家財が瓦礫となり住めない場合であったり
家自体が半壊・全壊となり戻れない場合等
通常の生活を失った状態にあり
日常の生活スペースが無い状態なのです
このような状態から
自宅を片付ける作業や
新たに身を置く場所を探し始めるまでには
事態が落ち着くまでの時間が必要となりますし
生きるために必要な最低限のもの以外を
仮置きする場所も しまっておく場所もありません
中には ご家族を亡くされ
難しい手続きをしなければいけない方もいらっしゃいます
亡くなられたご家族のことでいっぱいいっぱいで
ご自分のことは全て後回しになっているはずです
そのような厳しい状況で
送って頂いた物資を仕分けしたり
片付けるといった作業をする余裕が無いのです
また あたたかいお気持ちで送って頂いた折り鶴や
お心づくしの絆を示す記念品等は
皆様のお心が有難い分だけ
決して粗末にできるものではありません
しかし心苦しいことに被災直後は
横になる場所にさえ困る状況で 飾る場所もなく
せっかく作っていただいても 送っていただいても
どうして良いのかわからないのです
被災をした人には 大切に保管する場所すらないことを
どうかご理解いただきたいのです
何も無くなってしまったのだから
どんなものでも送ってあげようという
皆様のあたたかいお気持ちは心底ありがたいのです
ただし 被災地は通常の観念が通じない世界です
人間は生きるために最低限必要な
生理的欲求が満たされなければ
文化的なものが欲しいとは思えないのです
それは 大人でも子供でも お年寄りでも
生きている限り
誰もが本当にそうなのだと強く思います
皆様にご支援いただいた側の私が
この様な事を書くのは大変に非礼であると感じ
今まで書けずにおりました
これまで頂いたあたたかいお心への感謝とともに
どうか皆様のご理解を伏してお願い申し上げます
人の心に寄り添う気持ちのある皆さんに
シェアをして頂ければ幸いです
どうぞよろしくお願い致します_(_^_)_
#語り部佐藤麻紀 #地震 #北海道 #災害