№163.H30.5.24投稿 「 語り部の私がとても困っている事 」
昨日は雄勝小学校・中学校の皆さんに
震災当時のお話しをすることが出来ました
昨日の投稿にもありましたように
語り部を始めてから6年間
どのような内容でどの時期になったら話そうかと
ずっと深く考えていましたので
昨日は大変に実りの多い一日となりました
昨日の語り部では
震災以降に生まれた子供が入学し
始めて伝えるという事で
取材される皆さんが大勢いらっしゃっていて
正直大変驚きました
それと同時に
昨日の取り組みの中で一番重要で大切な
子供達が津波の話に向き合う姿を伝えて頂けるよう
報道をご覧になった皆さんが 語り部の私ではなく
子供たちに視点を置いていただけるように
取材してくださいと
子供達が集合する前に私からお願いしました
これは私の話の内容から
皆さんが興味をもってしまいがちな
センセーショナルな部分を切り取って
報道されることを防ぐために
必ず必要なことだからです
昨日は特に
私自身 子供達に伝え一緒に考えることが目的なので
取材をお受けしても
放送の予定を聴くことすら思いつきもせず
実際の放送も見ていなかったのですが
極一部の報道の中で
センセーショナルな部分をピックアップしたものが
報道されたと聞きました
大変に残念でなりません
命を守る防災減災を伝えるために必要なのは
その部分ではないのです
特に昨日の場合は
震災後に生まれた子供達や
震災を体験している子供たちが
これからどのように災害に向き合い
自分達の力で命を守る方法を考え
行動につなげていくかが重要な部分なのです
そして その様子をご覧になった方が
「 私達の場合ははどうしたらいいだろう?
私達の場合は何をすべきだろう? 」と
考えて頂くことが重要なのです
私の語り部など
そのスタートを切るためのツールとして
役割が果たせればよいのです
今後も報道の中でそのような事が起こるでしょう
しかし 皆さんはどうか
報道の短い時間の中で切り取られたシーンや
激しく心を動かされる部分に隠れた
本当に重要な核心を見逃さないでください
報道してくださる皆さんには本当に感謝しております
お互いがよい関係を作るためにも
命を守るための防災減災の報道の仕方を
もっと時間をかけて相談し合い
今後のためにも より良いものを残して欲しいのです
これは 報道の専門家にしかできない
難しい仕事だと 私は思うのです
一語り部として心より深くお願いします
ご覧くださった皆様
この記事は決して報道に対する
バッシングの気持ちからではありません
お互いがより良いものを残せるように
そして 防災減災に対する誤解が生まれないように
そのような気持ちで書かせていただきました
どうか皆様のご理解をお願い致します
いつも記事をシェアして頂き有難うございます
出来る限りシェアしてくださった皆様に
お礼のコメントを入れさせていただくのですが
設定上こちらからコメントできない場合があるようです
大変失礼ながらこの場にてお礼を申し上げます
本当に有難うございます_(_^_)_
#語り部佐藤麻紀