大きな災害が起きたら助かるはずがないのだ
だから 「 何かあったら死んでもしょうがない 」
そのような言葉を簡単に口に出す人がいます
 
それは 命の重さを感じたことが無い人の吐く言葉です
命の危険を感じたことのない人がいう言葉です
 
あなたの命が喪われたとき
そこに残された自分を愛してくれる人が
どのような想いをするのか本当に知っていますか
愛する人の命が ある日突然喪われて
二度と触れることが出来なくなった自分が
どのような想いに苛まれるのか本当に知っていますか
 
実際に自分が危険に直面した時
命の危険を直に肌身に感じた時
「何かあったら死んでもしょうがない」
そう思いながら死んでいけますか
 
もし そう思いながら死んでいけるというのならば
それは あまりにも災害の現実を知らな過ぎです
 
甘えないでください
死に直面する時 普段の常識や感情は通じません
 
ひねくれないでください
命を粗末に扱う態度は あまりにも滑稽で惨めなのです
 
本当にあきらめられますか
大切な人の命を
本当に泣かせることが出来ますか
自分を愛してくれる人を
あなたはかけがえのない命を本当にあきらめられますか
 
ねぇ 何かあったときに
あなたはどこに逃げるの?
そこが危なくなったらどこに行くの?
家族が違う場所にいる時だったらどうする?
真夜中だったらどうする?
お母さんやお父さんが職場にいるときだったら?
買い物をしている店の中だったら?
子供一人で留守番しているときだったら?
 
ご自分と愛する人の
かけがえのない命を守りたいと思うのであれば
生活の真の基盤である家族を守りたいのであれば
少なくとも 
今目の前にある命を 事前に守る相談は出来るはずです
それぞれがバラバラに避難しても
命を守り 生きて再開する約束が出来るはずです
必ず生きて逃げる約束が出来るはずなのです
 
災害は無情ですから 有事の際 命の保証は誰にも出来ません
だからこそ 事前に命を守る相談が必要なのです
少しでもリスクを減らす行動を考えなければいけないのです
 
この6年間 何度悔やんだことでしょうか
震災前に もっと深く母や祖母と相談をすればよかった
命を守る相談と約束をもっとちゃんとしていれば
今頃 震災後の生活を一緒に過ごすことが出来ただろうか
帰ってきてほしい 帰ってきてほしい
逢いたい 逢いたい 逢いたい・・・・・・・・
 
どうか お願いします
「何かあったら死んでもしょうがない」 などと
悲しいことは考えないでください
取り返しのつかないことになってしまう前に
愛する人たちと命を守る相談をしてください
一語り部からのお願いです
 

私の思いを綴った記事ですが
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#語り部佐藤麻紀