「 とても忙しくて防災減災どころではない 」
「 今やっていることが一段落したら災害対策をしよう 」
普段の生活が忙しく時間に追われていると
「 防災減災を進めたくても 時間が無くて難しい 」と...
命を守るための重要な災害対策の部分が
後回しにされてしまう場合が多いのです
仕事場で忙しいのは当たり前のことですが
忙しければ忙しいなりに 防災減災をすることも出来ます
語り部で伺った先では
語り部のお話しをさせて頂く前に
講演会の担当者の方々と様々なお話をします
特に学校でよく話題に上がるのが
「 子供の命を守るために
防災減災に取り組みたくても
仕事量が多すぎて 思うような取り組みが出来ない 」
多くの先生方がそのようにおっしゃいます
これは児童の命を預かる教育の現場では
とても切実な問題です
通常は先生方が本来の教師としての仕事をし
いざ災害が起きてしまえば
児童の命と自分の命を守らなければいけません
児童を大切に思っている先生であればあるほど
この状態にジレンマを感じているのではないでしょうか
では避難訓練以外に防災減災の時間が取れない場合
不安を抱えたまま児童を見守るしかないのでしょうか
会議や集会をせずとも
何らかの方法で 防災減災はできないでしょうか
下に書いた方法は そのようなお話が出た際に
私からよく提案させていただく方法です
普段先生方が学校で児童と過ごすうちに
ここは危険だと思う場所や
避難時に懸念される問題点を
何でもよいという条件で
その時その時 気になった事柄をメモするのです
たった一行のメモで良いのです
そして 職員室の目立つ場所に模造紙を貼り
先生方が メモしたものを
それぞれ貼れる時にペタペタと貼っていくのです
トイレに行かない人はいませんから
そのついでで良いのです
メモ用紙がどんな形であれ構いません
何日の間にと区切りをつけることはありません
はがれないように貼り続ければ良いのです
一枚のメモで学校の不安点が一つ見えます
二枚のメモで二つ 三枚のメモで三つ見えます
その模造紙に貼り付けられたメモが増えるたび
職員室を利用する先生方は
お互いが不安に思っている問題点を知ることが出来ますし
各々に改善策を話し合うことも出来ます
会議や集会を開かずとも
全員で問題点を目視することが出来ますし
会議の際にもそこから考え始めることが出来ます
会議をしていなくとも
情報が共有できるので危険個所を避け
避難誘導に役立てることも出来ます
時間が無ければ無いなりに
負担の軽い方法を試してみてはいかがでしょうか
たった一枚のメモと思われるかもしれませんが
その一枚が 一つの気付きであり情報の共有です
どんな些細な取り組みでも
試してみることと取り組まない事では
大変大きな違いがあります
一歩進めば一歩分の防災減災になりますが
進まないことは あきらめる事なのです
学校や企業に限らず 皆さんも
思いついたときの一行メモを試してみませんか
稚拙な記事ですが
皆様のお心に触れる何かがございましたら
シェアをお願いいたします
#語り部佐藤麻紀