この時期は確定申告の時期でもあり
先程 昨年の書類を取り出そうとしたら
震災時のメモが出てきました

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皆さんも非常持ち出し袋を用意されるときに
水や食料 身の回りの必要最低限のものを
備えていることと思います
 
その中でも 
実際に必要な物なのに
見落としがちだと感じるのが紙とペンです
 
これは命に直結しませんが 
とても重要な役割を果たします
 
ご想像の通り
災害時には 目の前に問題が山積みになります
 
食糧のことだけではなく
子供たちの学校が今後どうなるか
被災した車をどう処理するのか
これからの住居はどのようにして決定していくのか
罹災証明書 被災証明などの手続きはどうしたらよいのか
亡くなってしまった家族の遺体はどうなるのか
行方不明の家族はどうなってしまうのか
地震保険や火災保険の手続きはどうなっているのか
無くした通帳や実印 カードはどうなってしまうのか
このようなことを処理するために
正しい情報をどこで集めればよいのか
ほんの ごく一部を書き出しましたが
まだまだ 書ききれない程 
処理しなければいけない問題が立ちはだかります
 
被災すると 初めてのことが山積みなのに
精神的にも肉体的にもぼろぼろの状態です
避難所に入った当初の私は
自分の名前すら書くことが出来ませんでした 
 
そのような状態でも 情報を集め
何をするべきかを考えなければいけません
 
頭の中で今後のことをいくら考えても 
他の人には見えませんし
自分で考えた事すら 考え事をするたびに
次々に忘れてしまいます
まるで自分が自分でなくなってしまったような
強い不安感が常に付きまとっていました 
 
ですから 覚えていてください
 
カレンダーのように大きな厚めの紙と
油性のボールペンも
必ず持って逃げる物の中に一緒に備えて欲しいのです
 
大きな紙に書き込めば ページをめくらずとも
一枚の平面上で 情報を見渡せます
カレンダーのように厚めの紙なら
何度も繰り返し 畳んだり広げたりを繰り返せます
 
何よりも 家族みんなで書き込んで
それを見る際にも みんなが同時に目視し
どのようにな問題が どれだけあって
次に誰が何をするべきかが 自ずと見えてきます
 
自ずと見えてくると言っても
実際 自分が被災した場合 通常とは違う世界になり
心が安定しない状態での作業になります
そのことも ご承知おき下さい
 
自分が何をするべきか
 
災害が大きければ大きいほど
誰かを頼ることは出来なくなります
何故なら 
周りのみんなが 自分と同じ状況なのですから
 
 

一人の語り部の力では限界があります
私の思いをぶつけただけの稚拙な記事ですが 
多くの皆様にご覧いただくことで 
大切な方の命を守る話し合いの
一番最初の小さなきっかけにしていただければ幸いです 
ご自分のタイムラインでシェアしてくださる皆様
貴重なお言葉を添えてシェアしてくださる皆様
いつもシェアして頂き 
そしてお力添えいただき 本当に有難うございます
 
語り部佐藤麻紀