皆さんの身に
突然このようなことがことが起きたら?
 
例に出した一つ一つの出来事に...
一問一答形式で答えてみてください
 
ある日突然このようなことが起きたら?
 
①・携帯電話が使えず誰とも連絡が取れなくなったら? 
 
②・食べるものが手に入らなくなったら?
 
③・家が無くなってしまったら?
 
④・家財道具が一切なくなってしまったら?
 
⑤・家族が亡くなってしまったら? 
 
⑥・親友が行方不明になったら? 
 
⑦・お金がなくなったら?
 
⑧・車がなくなったら?
 
⑨・体を横にする場所がなかったら?
 
⑩・子供に着せてあげる服がなかったら?
 
どうでしょう
全ての答えは出そろいましたか?
ある日突然の事態では
答えるにも悩んでしまうかも知れませんね
 
では ①~⑩までで示した事柄が
ある日突然 一気に降りかかってきたらどうしますか 
 
そんなことがあるわけがない
馬鹿らしい話だと思うかもしれません
しかしこれは 東日本大震災で
被災した人たちが
一気に経験した事柄の ごく一部です 
 
一旦 避難することが出来ても
次にどこに行けばよいのか分かりません
 
親戚にも連絡がつきません
 
安全な場所に移動しても
自分が今 何をするべきかも分かりません
 
分からないまま 避難した先から
亡くなった家族を探すために
安置所やがれきで埋まった街を歩き回ります
 
急いで探せば 
生きていてくれるかもしれない
 
急いで探さないと 
もう二度と逢えないかもしれない
 
間違えて
誰かに連れていかれたりはしないだろうか
 
家族の遺体が見つかれば
火葬するために
被災していない火葬場を探します 
火葬場はどこもいっぱいです
 
お経をあげてもらう事すらできません 
 
家がない 車がない 着替えも お金もない 
食べるものもない 水もない
 
子供の学校はどうしたらよいのだろう
学用品はどうしたらいいのだろう
学校は再開するのだろうか
 
考えなければいけないことがありすぎて
何を考えているのかさえ不確かになりました
 
この地球上に生きている限り
いつどこで どのような形で被災しても
不思議ではありません
 
もちろん私たち被災者が 
再度被災することも充分にあり得ることです 
そしてまた 困難な状況が
一気に降りかかることもあるのです
 
「 自分や家族の身に必ず
        起きることなのでは? 」と
覚悟在っての準備や備え 心構えが
かけがえのない命を守ることに繋がり
災害時の 身体や 心の負担を 
軽減させてくれるのではないでしょうか
 
「 災害が来たら来たで その時でしょう 」
 
いいえ 実際に起きたことを知り
事前に自分で備えておくことをしなければ 
災害時には 身動き一つまともにできないのです
 
童話に登場するキリギリスのように
寒さで身動きが出来なくなってからでは遅いのです 
童話のように
アリに助けてもらえると思ったら大間違いです
アリだって自分の家族のことで精一杯になるのですから
 

被災した人間の気持ちの一端です
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語り部佐藤麻紀