人口の集中する都市部で災害が長引いた場合 
どのようなことが考えられるでしょうか
 
「 震災疎開 」について
 ...
災害時の避難というと
まずは逃げる
そして 避難した後の避難所での生活が  
頭に浮かぶことでしょう
 
しかし 人口が集中する都市部で大きな災害が起きた場合 
果たして 長期にわたっての避難生活は可能でしょうか 
 
私達が経験した東日本大震災は
海があり山があり
海産物や農産物の産地である 
いわゆる地方で被災をしたという状況でした
 
もちろん物資の調達は一時困難になりましたが
通常通りの流通が確保されるまで
津波の被害が少なかった地区から
走れる道は ガソリンの残っている車で
また 自転車やバイク 徒歩で
物資や情報を運搬し 
助けてもらうことも出来ました 
 
もしこれが 食の産地から離れた
都市部での災害であった場合
物資の流通経路である道路の復旧は
どれぐらいの期間がかかるでしょうか
生活の糧になる仕事への復帰は
果たして可能でしょうか
 
そのような状況に陥ったとき
少しでも被害の少なかった地域や
通常通りの生活を送ることが出来る地方に
避難しようと考えることはないでしょうか  
 
災害の困難な状況から逃れるための 
「 震災疎開(避難) 」ということです

疎開だなんて大げさだと思われますか?
 
先日 福島から都会に避難した彼のニュースを 
皆さんもご覧になったはずです
 
いつか 皆さんのお子さんが
地方に避難して
彼と同じような立場に立つかもしれません
親が生活や仕事を立て直すため 
また 行方不明の家族を探すため危険な都市部に残り
子供だけで地方の親戚に避難する場合もあるでしょう 
 
東北の人間は 東日本大震災で
辛い思いを経験しているから
意地の悪いことをするはずがないとお思いですか? 
震災の時に東北を援助してあげたのだから 
ご自分のお子さんは大丈夫だと思われますか?
  
災害で親を亡くした子供が
縁もゆかりもない方に助けて頂くこともあるのです
 
もし 災害の真の姿を御存じないのなら 
ご自分のお子さんが そしてご自分が
今 被災地と呼ばれている地方に
震災疎開をすることを視野に入れて話し合って下さい
 
福島の彼のニュースを知った私達は
真っ先に 彼と自分の子を重ね合わせたのですから 
 

被災した人間の気持ちの一端です
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語り部佐藤麻紀