長い歴史の中で 
自然災害は何度でも繰り返されるのです
 
「 時代遅れ 」について
 ...
地球が生まれてから 
これまでの 長い長い年月の中で
地が揺れ 火山が噴火し
山になり 川になり 氷に包まれ・・・・
皆さんもご存じのように
私達の住んでいる地球は
大きな変化を繰り返しながら生きています
 
この大きな変化は
小さな人間から見上げると 
自然災害という恐怖になります
 
遠い昔の人間は 自然災害が何ものかわからず
神の怒りに触れた罰と考えたかもしれません
 
しかし 遠い昔の人だけではなく
5年前の東日本大震災の時にも
「 東北に天罰が下った 」
「 人間の愚かさに対する見せしめだ 」
「 福島から北を日本から無くしてしまえばいい 」
そのような声が上がりました
 
被災した人間にも しっかり伝わってきました
嫌な話程 よく聞こえてくるものです
 
「 そんな心無いことを言う人がいて悲しい 」
「 好き好んでで被災したわけではないのに
       そんなことを言われて悔しい 」
震災前の自分だったらそう思ったかもしれませんが
東日本大震災を経た今
皆さんは このような出来事を悲しいと思いますか?
 
きつい言い方になってしまいますが
「 なんて時代遅れな事を
  恥ずかしくもなく口に出すものだ 」というのが
震災後この言葉を耳にした 私の正直な感想です
 
私が耳にしたそれらの言葉は 江戸時代のように
地震や津波 その他の自然災害に対して
予測・伝達が難しかった時代ならともかく
今のこの便利な世の中で
東日本大震災の災害の「 本当の姿 」が
まるで伝わっていないことが 顕著に表れた言葉です
 
災害に対して無知であることと
人知れず抱えている災害への恐怖を
自分で処理しきれずに 
言葉のナイフとして振りかざしただけのことなのです
 
重要なのは そんな言葉を悲しむことではなく
「 なぜ そのような言葉が出たのか 」という原因です
ここに 災害に向き合いたくないという人の
他人には見えない葛藤があるはずです
 
防災減災の話を進める時に重要なのは
感情に押し流されず
核心を見極めることです
自然は無情ですから
感情に押し流される考え方では通用しないのです
 
便利なこの世の中で
数多の情報が交差するこの世の中で
時代遅れな考え方をしていることに気づかなければ
また 昔のような被害者が出てしまうのです
 
防災減災の話は 
いつだって流動的で臨機応変でなければいけないのです
東日本大震災を経た今 皆さんは
決して時代遅れになってはいけないのです
 
「 ちょっとの揺れで
    いちいち逃げるなんてかっこ悪い 」
そんなスタイルをとる人は もう時代遅れなんです
 

 被災した人間の気持ちの一端です
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語り部佐藤麻紀